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*27話 ページ27

「A、準備終わったよー」

そう言って彼方さんが戻ってきた。

『了解です!じゃあ歌いましょっか。』

「部屋、こっちだから。」


そう言って彼方さんが開けた部屋には…



『すご、』


機材がたくさんあった。

それだけなら私の家にもあるんだけど、
その機材がすごく高そうな物ばかり。

さすが大手歌い手は違いますなあ…

目をキラキラと輝かせる私を見て、彼方さんは少し笑った。

「A、顔に出ているよ。」

『え、嘘。』

「ほんと。
彼方さんの機材高そう、すごーぃ
って感じの顔になってたよ。」

彼方さんが声真似のつもりなのか、声を高くして言ったので、思わず笑ってしまった。

『ふふ、彼方さん、全然似てないですよ』

「…そう?俺は似てると思ったけどなぁ。」


そらるさんはふわっと笑った。
その笑顔が眩しくて、胸がキュッと締め付けられた。



…この感覚は、何だろうか。




前にもこの感情になったことがあった。


1番最近では、自分のアンチスレを見つけた時がそうだった気がする。
あとは…2年ほど前、大好きだった彼氏と別れた時。

あ、そうだ。




その彼氏に片思いしていた時もだ。


「A?」

彼方さんに呼ばれ、はっとなる。

ってか何考えていたんだ私。
これじゃあ私が彼方さんのこと好きみたいじゃん。


今日会ったばかりなのに…


そんなことないと思いながらも、
私の胸は高鳴ったままだった。

*28話→←*26話



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千風凛(プロフ) - 茉莉さん» 優しくないっすw (2019年7月15日 18時) (レス) id: 1e7a2b862f (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 千風凛さん» ありがとうございます(T^T)優しいです、、、 (2019年7月15日 16時) (レス) id: 297d89d9f6 (このIDを非表示/違反報告)
千風凛(プロフ) - 茉莉さん» www無理したらだめですよ (2019年7月1日 7時) (レス) id: 1e7a2b862f (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - ふらわぁさん» リプ遅れてごめんなさい!コメントありがとうございます!頑張ります! (2019年7月1日 7時) (レス) id: 570bf2a7a1 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 千風凛さん» めっちゃリプ遅れてごめんなさい!ごめんなさい、思ったより忙しくて、、、合作出来ないです。 (2019年7月1日 7時) (レス) id: 570bf2a7a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茉莉 | 作成日時:2019年3月14日 17時

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