歌.い手引退宣言出来ない件(白目)【歌.い手】

＊20話 ページ20

時は過ぎ、今日はそらるさんと会う日だ。



あれから、細かい日時などを決め、
場所はそらるさんの家でさせてもらう事になった。

理由は、カフェなどですると他のお客さんに迷惑を掛けたり、
身バレしたりする可能性があるからだそう。



いや、でもさ!?
そらるさんのリスナーさんに刺されそうで怖い。




ちなみに今は、駅でそらるさんを待っています。
なんか入り組んだところにあるらしい。






「しぃー、そらるん遅いねー」

そして私の横にはくろちゃんが…









え。


『ってなんで居るの!?』

「楽しそうだったから！」


当たり前のようにくろちゃんが言う。

『いや、ちょっと待てなんでここに居るの、誘ってないよね!?』

「流石に相手がそらるんでもしぃを男性と2人っきりにはできん!!」

『いや、流石にそれぐらい、いける!!!!』





「あのー、ちょっと悪いんですけど…」

『ひゃい!?』


突然なんかイケボの髪ふわっふわの人に声を掛けられ、声が裏返ってしまった。



『…そらるさん？』

「しぃたけさん…で合ってます、か？」

『合ってます！そらるさんですよね？』

「はい！じゃ、行きましょうか。」




「わし空気…」

「あれ、ちゃんくろなんで居るの、」

『それほんと同感』



まあくろちゃんのお陰で仲良くなれた気がするし、まあいっか(？)

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