母親の再婚相手の子供が超人気歌い手だった件について(utit)

じゅーろく ページ20

嘔吐表現アリ！！注意！！！！


まふまふside

久しぶりに痴漢をされた。

すごく怖かった。

でも、ふっくんが助けてくれた。

めっちゃかっこよくて惚れちゃいそうだった。

アイツの家まであと一駅とちょっとだから歩こうかな。

ま「あのさ、ｈ『ごめん、ちょっと待ってて』え、ちょ、」

ふっくんは口元を抑え、路地裏に向かって走っていった。

見失いそうになりながら追うと、とても暗い小道に入った。

進むのにとても勇気がいりそう。

進むのをためらった瞬間、

『う゛、げほっ、ぉえっ、』

ふっくんの嗚咽が聞こえた。

ま「ふっくん！？」

声のする方へ近づくと、うずくまるふっくんと散らばった吐しゃ物。

『ごほっ、ま、ふ・・・？げほっ」

ま「大丈夫！？」

ふっくんお背中をさする。

その瞬間、手に痛みが走った。

もしかして、ふっくんに払われた？

『やめ、ゴポッ、げぇ、がはっ、』

壁に寄りかかり肩を揺らしながら胃酸を吐き出すふっくん。

肩で息をしている。

僕は何も出来ない。

ま「ごめん、表でまってるね。」

そう言って僕はまぶしい表通りにむかった。


『まって・・・！』

おしらせ→←じゅーご

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す