大好きな彼、大切だから。【あほの坂田】

隠し事が分からない ページ12

sakataside

半ば強引にAを寝かせたが1人にして大丈夫だろうか。Aは俺に何を隠してる？俺に言えないことって何？考えても分からない。幼なじみとして、何より彼氏として情けなくて悔しい。こんなにも一緒に居るのに、普段なら彼女のことはなんでも分かってしまうのに肝心なこういう時に分からない。

セン「坂田ー？おーい？」
「ん？なんやセンラ。」
セン「なんやちゃうわ！何回呼びかけてもお前無視しとったんやぞ！！！」
「あ、ごめん」
セン「軽っ」
志麻「坂田もマリカやろうやー！」
「やる！もちろん俺はしずえさんで行くで！」

考えてる間にぼーっとしてたらしい。

考えすぎてもあれや！1度頭を休ませてからまた考えよう！うん！俺なら分かる！

それからマリカに夢中になって3時間程経った

「あれ、もう16時やん…」

そうだ

「おれAの様子見てくるな」
うらしません「おー」

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urataside

坂田も薄々気づいているはずだ。Aが坂田に隠し事をしている事を。

……俺は2人のために出来ることは無い。これは2人の問題だから。2人にしかどうにも出来ないから。

唯一できるとしとら2人が離れ離れになってしまわないように繋ぎ止めることだ。そのためにはどうしても俺一人では難しい。

Aには悪いが、志麻くんとセンラにはA妊娠の事を伝えよう。

「なあ志麻くん、センラ。」
しません「ん？」
「実はさ______」

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