【番外編】美人さん達とかき氷 ページ12
「ひぐっちゃぁん！鏡花ちゃん！こっちこっち！」
「Aさん、すみませんお待たせしてしまって。」
「A姉、可愛い…」
「ひぐっちゃん、別に良いから！頭上げて！鏡花ちゃん本当にお姉ちゃんって、言ってくれるんだね！」
ここに天使がいるぅ！ひぐっちゃんは、紺色に桔梗の柄、黄色の帯。鏡花ちゃんは白地に朝顔、紺色の帯の浴衣。
「二人共浴衣似合ってるねぇ、かっわいい！」
「そ、そんな！私なんかよりAさんの方がお綺麗です！」
ん？ひぐっちゃん？その手に持っている明らかに場違いなカメラは何かな？
「A姉…」
私の浴衣の袖をくいくいと引っ張る鏡花ちゃん、か、可愛いぃぃぃ！！！！
「よし、ひぐっちゃん鏡花ちゃん！まずは腹ごしらえといこうじゃないか！」
そう言って私が行ったのはかき氷の屋台。
「さ、さ！二人は何味にする？？」
「かき氷？」
「え？真逆鏡花ちゃんかき氷食べたことない？」
「…無い」
「よし、まぁ好きな色のシロップを選ぶと良いよ！」
「分かった。」
「ひぐっちゃんは？」
「わ、私はブルーハワイで」
「…じゃあ、私は、イチゴ」
「よっしゃ！じゃあ私はメロンで行こう！」
百円玉を握りしめ、屋台に行く。(お祭りの屋台って大体のものが百円玉で良いのが良いところだよねぇ)
〜購入後〜
「くぅぅ、つっっめたい！」
「…本当に氷だ。」
「かき氷なんて久しぶりです。」
「う〜ん、メロンはあんまり食べないから久しぶりな感じがまた美味しく感じるっ！」
「冷たいですね」
青いブルーハワイとひぐっちゃんが似合う…。
「いちご、美味しい…」
「そういや、鏡花ちゃんは敦くんと来なくてよかったの？」
「敦とは、また明日行く約束をしてる。」
「えっ！？…………じゃあ、ひぐっちゃんは？やつがれちゃんとは、…いや、やつがれちゃん来るの？」
「いえ、先輩は、『興味はない』と言っていて…」
あらら、ひぐっちゃん可哀想に、こんな可愛い子に慕われて何が嫌なのか。
「そう言うAさんはどうなんですか！？」
いきなり目を輝かせてくるひぐっちゃん。
「い、いや、私は」
「「彼の人とはどうなってるんですか？！／の？」」
「と、特に変わりはないからっ！」
その日の夜、Aの家に泊まった美人達は夜通しAの恋愛話を根掘り葉掘り聞いたらしい。
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長月冬麻(プロフ) - 五月雨花火さん» ありがとうございますっ！！！！いえ、まさかこんなに読んでくださる方が居ただなんて嬉しさがらら…（震え）もう本当、読んでくださるだけでも励みになります！不束な作品でありますが、読んでくだされば光栄の極みです！ (2018年9月27日 21時) (
レス) id: 0ab6a974b3 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨花火(プロフ) - 続編おめでとうございます！！いや、もう本当に楽しみですーー！声を掛けることしかできませんが、頑張って下さい、応援してます！ (2018年9月27日 20時) (レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
長月冬麻(プロフ) - 咲羽さん» 本当ですね、射撃しちゃうとお祭りどころじゃなくなっちゃいますねw直しておきます。楽しく読んでいただけているんですね！私が妄想爆裂ガールなので、沢山の人に読んでもらえているとなると光栄の極みです！ (2018年8月15日 18時) (レス) id: 0ab6a974b3 (このIDを非表示/違反報告)
咲羽(プロフ) - 楽しく読ませて頂いてますっ！お祭りの1、射撃ではなく射的では……？射撃だと大惨事になってしまうかと……（ (2018年8月15日 18時) (レス) id: ce978fd5b5 (このIDを非表示/違反報告)
長月冬麻(プロフ) - みすぐさん» 共感してくださって良かったです！テンションの高さとか色々心配だったので、そう言ってもらえると安心します。 (2018年8月8日 8時) (レス) id: 0ab6a974b3 (このIDを非表示/違反報告)
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