青鯖(イケメン)と今日は過ごして見ませんか？

17種類の結果パターン

太「青鯖なんて…心外だよ…」 - 2024年5月6日

女の子の日には。



「うぅ…」


痛い。兎に角痛い。何時もはこんなに痛くないのに…

取り敢えず心配は掛けまいと真顔で書類仕事と向き合った。





が、隣の完璧な彼氏さんにはバレてしまったようで。


太「YOU…もしかしてアレ？大丈夫？」



「大丈夫。多分」


太「阿呆か。顔色やばいし汗だらだらだよ。医務室行こう？ほら、立てる？」


「んー…」


お腹痛くて立つどころか体が思うように動いてくれない。





太「しょうがないなぁ…私が運んであげようじゃないか」





そう言い治は私を姫抱きにして医務室に連れていった。
他のみんなの視線？気にしない気にしない。




太「っと…薬持ってくるね。大人しくしてるんだよ。早く戻ってくるから」





私を寝台に下ろし、治は薬を探しに行った。






太「ほら、薬と水」


「ありがとう…ってえぇ…まさかの粉薬？」




私はカスカスな声でお礼を言った。おばあちゃんみたいだったよ！！我ながら！！！



太「…粉飲めないの？」


こいつニヤニヤしてる…確信犯か！！！
いつか死なしてやる…





「だって…喉にくっつくし口に残るし気持ち悪い…」





太「おこちゃまだね…うふふ。私が飲ませてあげるよ。勿論口移しで」



こんの青鯖…ぶっ殺したい…




「ふはっ…仕方ないからそれで許してあげる」





太「もうYOUは素直じゃないなぁ…正直に口移しが良いって言えばいいのに」



そう言い治は自分の口に薬と水を含み私に接吻してきた。





治の口から流れてきた薬を私は飲み込もうとしたが飲み込めずにいた。
やっぱ粉々してて苦い。まずい。いやまじで、これ人間が飲むものじゃない。




「…ん」




私が飲み込めないのを察したらしく治は舌を捩じ込ませて薬を無理やり飲み込ませた。





太｢よく出来ました｣





とか褒められたらまた粉薬でもいいかなとか思っちゃうよね。

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