【宮兄弟】前世、今世でも推しは尊い

２２話 ページ23

「ケンマ？」



「さっきの子か？」



「うん！」





ホテルへの道

借りた車で向かっていた







運転しているのがお母さん

助手席がお父さん




そして、後ろの席に密接して三人で座っている状態

私は真ん中で、両隣りが双子
それは…






＿＿＿＿＿＿＿＿
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「いや、オレが隣やろ」



「オレや」



「Aが真ん中に座ったらええやん」



「あ…」






＿＿＿＿＿＿
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という、珍しく侑の指摘で決まったのだ

珍しく






「アイツ…まさか、カレシちゃうん？」



「カレシってなんや」



「オレもよくは知らん」







知らないのかい


ということをツッコんだらきりが無いので






「なにそれー」


と、ボケておいた









ホント、双子は凄い言葉を知っている

どこで拾ってくるのだろうか

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