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221. ページ22

救急車にて運ばれていった太宰。




別の病院には、意識不明の社長がそこに入院していた。




武装探偵社の調査員一同は、そこに集まっていた。




与「社長の検査、終わったよ。



概ね敵さんの申告通りだね。異能に生命力を吸われてる。



意識が戻るかは微妙なトコだよ」




谷「社長を扶けましょう国木田さん。



マフィアの首領を殺すんです」




国「……慥かに、社長の死は絶対避けねばならん。だが……」




太宰は別の病院で狙撃の傷の手術中。Aはそれの付き添いで今ここにはいない。




あの二人なしで対マフィアなど考えられなかった。




国「与謝野女医、乱歩さんは?」




与「社長の付き添いさ。相当、取り乱してたよ。無理もないけどね」




その時、敦が慌てた様子で走ってきた。




敦「大変です!マフィアに建物を包囲されています!」




その時、建物の窓や壁に罅が入っていく。




中「悪ぃな、探偵社。今日は私怨は抜きだ。



社長の首を出せ。そうすりゃ、皆死なずに済む」




国「もう嗅ぎつけたのか……!」




敦「正門と裏口も固められてます!」




与「流石に奇襲と殺しの本職だねェ、こっちは如何する?」




与謝野が国木田に問いかける。




国木田は手帳を握りしめ、必死に考えていたが、内心はこの状況を焦っていた。すると____




乱「焦るな、国木田。それでも社長の弟子か」




社長の付き添いをしていた乱歩がそこにいた。




与「乱歩さん、大丈夫かい?」




乱「社長に、”しっかりしろ”って云われた」




与「意識が戻ったのかい!?」




乱「いいや。でも聞こえたんだ。



指示を出せ、社長代理。必要な情報は僕がすべて読み切ってやる!」




乱歩は国木田に一喝入れると、国木田の目付きが変わった。

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咲楽 - 更新頑張ってください (2018年9月11日 19時) (レス) id: 08df1a568e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2018年8月17日 18時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月17日 15時

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