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渚「知りたいのはその先だよ、殺せんせー
そうしてさっき怒ったの?
糸成君の触手を見て。
殺せんせーはどう理由で生まれてきて、何を思ってここにきたの」
殺「……残念ですが、今それを話したところで無意味です
先生が地球を爆破すれば、皆さんが何を知ろうが全て塵になりますからねえ」
殺せんせーは不適な笑みを浮かべる。
殺「逆にもし君達が地球を救えば君達はいくらでも真実を知る機会を得る。
もうわかるでしょう。
知りたいなら行動は一つ、殺してみなさい。
アサシンとターゲット、それが先生と君達を結びつけた絆の筈です。
先生の中の大事な答えを探すなら君達は暗殺で聞くしかないのです
質問がなければ今日はここまで、また明日」
殺せんせーは教室を出ていった。
それを追ってAも教室を出る。
『殺せんせー』
殺「どうかしましたか?」
『貴方はなぜ逃げているのですか』
殺「っ……」
『殺せばわかるなんてただの言い訳です。
殺して知るなら、今知っても別にいいでしょう。
それとも、何か言えない理由があるのですか?』
殺「A先生、貴方の頭の回転の速さには驚きます。
生徒達はごまかせてもあなたはごまかせない。
しかし私は真実を伝える気はありません
貴方にもね、では私はこれからブラジルでサッカー観戦なので」
そういうと殺せんせーは逃げるように立ち去った。
『人間を化け物に仕立て上げる実験ですか……
一度帰って調べてみる価値はありそうですね』
Aは表情を変えないまま、本部に戻って調べてみることにした。
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ロウ - 続きが早く読みたいです! (2018年6月19日 21時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - お願いします!続きお願いします (2018年6月18日 23時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - はやくっはやくっ続きが読みたい! (2018年6月18日 22時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
??? - すみません。裏切りはリクエストが来てもやらない方が良いと思います。裏切りは抑キャラヘイトで違反行為ですし…… (2018年6月18日 17時) (レス) id: 9dd88625f4 (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 早く森鴎外からのお仕置きが見たいです! (2018年6月17日 22時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月16日 23時