異世界きたけど身の危険を感じます。

狗 ページ31

『しかもあの時の中原幹部の横顔、なんだか格好良くみえたし』



『(って、何考えてんだ、私、、、)』



それよりも、今私には何ができる？



この戦いは

《猟犬》《天人五衰》《武装探偵社》

の三組織が主だ




ポートマフィアの幹部補佐ができることなんて、
限られている


悔しいっ！









なんでこと、私が根っから思うわけなく、、、

今は折角仕事ないんだから、思いっきりサボってる

ここ最近、我ながら休みすぎだと思うんだよね

その割には高い給料、、、此処最高か？



中原「おい、綾小路ぃい！ 何、サボってやがる！」


『うわでた、、っじゃなくて、、、


私、サボってませんよ？
仮眠室で警備員してます、というか、仕事中なのでお引き取りくださーい』




中原「どこが、仕事中だ！ 社内ニートが！

ったく、もっと危機感もちやがれ、

これでも今の横浜は平和とは程遠いぞ」



『《猟犬》でしたっけ？
結構な技術を持ち合わせていても、情報面では劣ってますよね〜

なんで、武装探偵社が無実って事に気づかないんでしょう？』


中原「じゃあ、テメェは、あいつらが無実だって思ってるのかよ」


『思うも何も、それが事実ですから

それがみえないうちは、《猟犬》も私を超えられませんねぇ』


中原「前々から思ってたんだがヨォ

お前、なんか隠してねぇか？」

『えー、そうみえます？』


中原「じゃぁ、何故テメェはそこまで探偵社を、無実だって言い切れる、証拠は

何故、あんなにたけぇ技術を持ち合わせる《猟犬》をお前は超える？

お前の異能、確か、姿を消すことだったよな」



『いやぁ、私も過去の自分を振り返って見ると、これ完全に隠す気無いなって思いますねー』



中原「答えろ、何を隠してる」




『私の異能？かな


これ、話したくなかったんだけどなぁ〜



改めて、私の異能は《花霧夜》

大まかにいうと、三つの力がある


一つ、花

その草花の名前と花言葉を言うと、効果が出る


二つ、霧

自由自在に霧を出せる、出す霧の種類によって効果は変わる

理性を削るものもあるし、体力、気力を削るものもある、


三つ、夜

夜にまつわるもの、星や月、天候や明るさを操れる

姿を消すことは昼夜関係なく可能

夜中の0時から、明け方の4時までは、威力が倍になる


以上のことが可能です』


中原「•••何故黙ってた」









『ポートマフィアの狗になりたくなかった』

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