Present for you ページ25
＊
貴方side
イタリア「ただいまー!」
『おかえりなさい』
イタリア「A!」
俺がそう言うと、嬉しそうに笑う彼。そして、あっと小さな声を出し、思い出したようにポケットをまさぐった。
イタリア「A、両手を出して、目を瞑って!!」
『…??』
素直に言われた通りにする。
すると、手のひらに感じる僅かな重み。
イタリア「目を開けて？」
『…!!』
ゆっくりと、目を開けると___そこには。
『…腕時計？』
イタリア「ヴェ、そうだよ〜」
オレがデザインしたんだ〜と、照れくさそうに笑うイタリア。
驚きながらも、まじまじとそれを眺める。
『うわぁ……』
……どう見ても高級ブランド店でしか売ってないよコレ。そういや、イタリアってヴェネチアングラスとか平然と作ってたな…
こーゆーの作るのは
イタリア「どう？気に入ってくれた？」
ｸｯ…そんなキラキラした瞳で見つめないで…!!断りにくくなるじゃないか!!こんな綺麗なモン、俺みたいな庶民が付ける資格は…
イタリア「もしかして…気に入らなかった？」
『いえ、凄く気に入りました。素敵です(貴方が)( ˙-˙ )』←
涙目＆上目遣いにやられた←これは男の俺でもヤバかった。
イタリア「…じゃぁさ、コレの代償お願いしたいんだけど、いい？」
『ぇ』←
払えってコトデスカ。←
…と、思いきや。彼が出した代償は、全く違ったモノだった。
イタリア「オレのこと、呼び捨てで呼んでくれない？あと敬語もなくてイイよ！」
『えっ??それだけ…？』
他でもない、年上の彼に？いや、既に彼の兄、ロマーノのことは呼び捨てなんだけども。←
イタリア「うん、これから此処がAの家で、オレと兄ちゃんが君の兄弟、つまり家族だよ!!」
『…かぞ、く』
家族…か。
イタリア「家族に敬語は要らないでしょ？」
『…そう…だ、ね…ありがとう、イタリア』
悪くないな。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
★オマケ★
ロマーノ「Aー、コレ要らないからあげてもいいぞこんちくしょー」
『ヴェネチアングラス？！？！』←
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ユキ(プロフ) - 丸さん» あ、本当だ…わざわざありがとうございます…そういえば、名前が先でしたね… (2017年11月4日 20時) (
レス) id: 8c0e3b01cc (このIDを非表示/違反報告)
丸 - 楽しく拝見させて頂きました！シーランドが出てくる場面での自己紹介なのですが、ファーストネームとラストネームが逆ですよ？ (2017年11月4日 19時) (レス) id: 47c2f19d1f (このIDを非表示/違反報告)
ひるねうさぎ - こんなに可愛くてイケメンな男主くんを振るなんて、、、彼女さん損してる。 (2017年9月17日 13時) (レス) id: 5455d9796b (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - マシュマロ職人さん» つ、次！次絡ませますんで(ﾉｼ 'ω')ﾉｼ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ (2016年7月18日 16時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ職人(プロフ) - アメリカと (2016年7月18日 16時) (レス) id: 2db193481d (このIDを非表示/違反報告)
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