求愛行動【浦島坂田船】 (ページ19)

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14話ページ19

side you

今、センラ達と朝食を食べているのだか…

どういう状況だ？

いきなりすぎたね←
まず状況を説明すると、さかたんとセンラが私の両サイドにいて浦田先輩と志麻先輩が机挟んで向かい側に居る
で、睨み合ってる

さ「ええやん！まーしぃもうらさんも先輩に起こしてもらってんねんから」
せ「せやでうらたん、志麻くんも」

誰に起こされたって同じだと思うけど…

う「いいんだよ！いいからそこ代われ！」
し「俺もAの隣がええんや！」

誰が隣でも変わらんだろ

うしさせ「A(ちゃん/先輩)は黙っとって！」
『あれ？声に出てた？』
侍女「はい、バッチリ」

隅に待機していた侍女さんに教えて貰った
声に出てたんだ気づかなかったな

『ご馳走様でした』

彼らが言い合っている間に食べ終わった

侍女「お着替えやお荷物などは鬼頭家から送られてきております」

至れり尽くせりだな
まぁどうしようか困ってたから良かった

『ありがとうございます、準備してきます』
侍女「お手伝い致します」

そう言った侍女さんに大丈夫ですと伝えて
部屋に戻り制服に着替えて
洗面所にて歯磨きなどをして準備を終わらせた

『じゃあ、行ってきます』
侍女「渉様達と行かれないので？」
『彼ら車だし目立つので』

すると侍女さんは微笑みながら分かりました、お気をつけてといい見送ってくれた
笑顔が眩しい、もう優しすぎて泣けそう可愛いし
私が男だったら彼女にしたいわ←

あまり通らない道ということもありスマホのマップを見ながら登校した

案外遠くから通ってたんだ
車だし関係ないか←

いつもより少し遅れて学校に着いた
すると外で待っていたであろう由珠が抱き着いてきた

由「A！大丈夫だった？！」ｷﾞｭｯ
『ん、何ともないよ』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

相当心配かけたな…

『話したいしちょっと屋上行かない？』
由「うん、あ…でも、無理して話さなくてもいいからね！」

由珠なりの気遣いだろうなほんと優しい子なんだから

『大丈夫だよ、それに由珠には話ときたい』
由「A～！」

素直に思っている事を言う
また、さっきよりも強く抱き締められる

『さっ、行こっか』
由「おー！」

もう通常運転に戻ってる…
流石だな←

To Be Continued