54話 ページ9
森said
樋口君が芥川君と明日香ちゃんを扶け出した次の日、私はエリスちゃんと2人で洋服を買いに出かけた。洋服を買い他の店に行こうとすると隣にエリスちゃんが居なかった。エリスちゃんを呼びながら捜していると背後から探偵社の谷崎潤一郎に押されてしまい転けてしまった。その後から人虎に大丈夫かと手を差し出され大丈夫だと言い立ち上がろうとしたが私は敵の異能にかかってしまった。
ル「ようこそアンの部屋へ…あらもう嫌だわ…こんな沢山の方たちに見詰められてあたし初対面の方とお話しするの苦手なの…ちゃんと説明しなくちゃ皆さんお困りだわ…きっとすっごくお困りだわ…だってこんな見知らぬ所に突然連れてこられたんですもの…あたしだったら心臓が飛び跳ねて」
組合の女の子は1人でベラベラと喋っていた。
潤「ナオミは何処だ」
ル「あらご免なさい…その説明が最初よね…探偵社の皆さんはあちらよ」
前の扉を指すとその中には探偵社員の谷崎ナオミと宮沢賢治や一夜で消えた、ポートマフィアの構成員が捕まっていた。
潤「賢治君!ナオミ!」
ル「鍵なしでは開かないわ、開くのはあっち」
そう言ってその扉の外を見ると外の通行人達は誰一人として動いていなかった。
ル「あたしの名前はモメンゴリ、ここはあたしの異能力で創った空間なの…でも安心なさってそのドアから誰でも出られるわ、お仲間を取り返したくなければですけど」
潤「どうする心算だ」
ル「簡単よ…この部屋でアンと遊んでいただきたいの…アンいらっしゃい」
モメンゴリ君がそう言うと継接ぎだらけの人形のようなものが出てきた。それを見ると否や一般人達は恐怖して叫びながら現実世界へと戻れる扉を開けて逃げ出した。
ル「残ったのは3人だけ?」
敦「此所は危険です、逃げた方が佳い」
ボソッと小さな声で人虎君は教えてくれた。
森「女の子を探しているんだ、天使の様に可愛い子なのだよ…何処かで見なかったかな?」
敦「いえ…残念乍ら」
私は写真を見せ泣きながらどんな女の子なのかを紹介した。人虎君は引いていたようだけど。
森「あの扉の向こうに居るのかも知れない、若しそうなら今逃げたら私は一生後悔する…だから私も残るよ」
敦「判りました」
そう言うと人虎君は私を後ろに下がらせ谷崎君と2人で前に出た。すると2人の間から鍵が出てきてモメンゴリ君はルール説明をしていた。そして準備が完了すると共に継接ぎだらけの人形が背後から出て谷崎君を扉の中へと引きずり込んだ。
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アミ - 更新頑張って下さい。 (2020年3月26日 15時) (レス) id: 808cf034c3 (このIDを非表示/違反報告)
きしも - 前の方のいう通り文ストではなくなっています コラボ設定にするか続編として題名を書き直して下さい (2019年4月15日 20時) (レス) id: a0220cc930 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - これもう文ストじゃないやん……刀剣乱舞じゃん色々と残念…… (2019年3月15日 8時) (レス) id: b84f9313ac (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 中也と夢主ちゃんは別れてしまうのですか? (2018年7月22日 11時) (レス) id: 654239532a (このIDを非表示/違反報告)
紅奈 - 続き気になります ゆっくりでもいいので更新頑張って下さい (2018年5月15日 14時) (レス) id: c831905666 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰中也 | 作成日時:2017年11月3日 3時