転校生がやってきた ページ6
you side
あー、学校だぁぁぁぁ……。
ぶりっ子難しいんだよなぁ、意外と。
性格上、嫌われないといけない存在だから。
物語でいえば、悪女みたいなもの。
だから余計しんどい。
『……よしっ』
私は制服を羽織ると、下に降りていった。
「あ、お姉ちゃん!おはよ!」
『黒那、おはよ。起きてたんだ。』
「うん。朝ごはん作ったから食べてよ!」
『はーい』
今日は黒那が朝ごはんを作ったらしい。
テーブルに近づくと、卵などのいい匂いが鼻をくすぐった。
『おいしそう!』
「でしょー!冷めないうちに早く食べて!」
『うん。ありがとう。』
黒那は嬉しそうに階段を駆け上がった。あ、着替えてなかったのね。
それにしても黒那の作った朝ごはん美味しい……。
私は朝食を食べ終えると、通学カバンを背負い、ローファーを履いた。
『いってきまーす』
「まって、お姉ちゃん!わしも急いで行くから!!」
『置いていくよー……。』
黒那はこうなると10分以上はかかる。
私は玄関からでると、学校に向かって歩き出した。
________
教室の前に辿り着いた。
私は、気合を入れるために頬を叩いた。
『……よしっ、と!』
頑張るか!と思った瞬間____
ガラッ
『わっ!!』
「うわっ!」
教室から出ようとした人にぶつかってしまった。
そこまで身長も高くない人とぶつかった。
『いた……って、あなた誰ですか?』
見たことない人だった。
もしかして転校生?
「あ、ごめんなさい、えと……俺は今日転校した者なんですけど……。」
『あ、転校生!!なんですか!!』
「……?なんかどっかで聞いたことあるような声……?」
あっ、しまった!
ビックリして素顔が出てしまった。
でも今から変えるとこいつやべぇって思われる……。
『そ、そうですか??』
「うん、あの……歌い手のすーらって知ってる?あの子の声に似てるんだよね、君の声。」
それ私____!!
『そ、そうなんだ?わ、私急いでるから中に入るね!』
「?あ、うん。」
ヤバい……もしかして今の、うらたぬきさん?
顔……は知らないけど、声とかそっくりだし……。
もしかして、うらたぬきさんがここに転校してきた!?
うらたさんと友達になりたいのだが!!→←やはり忘れていたのですか!!
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ちょこ(プロフ) - なんか総合46位なんですけど…?夢?夢ですか?しかも4000hit越えしてるんですけど…。嬉しいぃぃぃ!!!(´;ω;`) (2019年8月16日 0時) (レス) id: c455fe0171 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - こたぬき?さん» あ、ジャニオタなんですか!歌い手も好きだし大変ですね…w小説面白いって言ってくださってありがとうございます!全然つまらない話でもいいのでコメントして下さってありがとうございました! (2019年8月9日 5時) (レス) id: c455fe0171 (このIDを非表示/違反報告)
こたぬき? - そうなんです(泣)ちなみに私他のグループも結構掛け持ちしてて、実はわたしもジャニオタで…(ジャニーズWEST)あと、超特急に歌い手と…そろそろ誰かに引かれそう。。どーでもいい、つまんない話してすみません。小説面白いしさいこー過ぎます。ありがとうございます (2019年8月8日 23時) (レス) id: d85f290257 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - こたぬき?さん» え、お母さん消しちゃったんですか!?というかお母さんキンプリ好きなんですねwまふくんほんとサイコーでした。あ(リアルタイムで見たけど録画してなかったことに気づいた) (2019年8月3日 7時) (レス) id: c455fe0171 (このIDを非表示/違反報告)
こたぬき? - ↓わたしは夏休み(小学生)二回に分けてしまいすみません (2019年8月3日 7時) (レス) id: d85f290257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょこ | 作成日時:2019年7月12日 23時