ぶりっ子は実は歌い手でした。【歌い手】

まふくんって何あれ天使なのほんとう天使？ ページ36

you side

あ、どもAでーす。
えと、なんか隣に天使いるんですけど

「すーら、はいこれ！」

『え、メロンパン…！？』

「どうぞー！ここのメロンパンすっごい美味しいから！確かすーらってメロンパン好きだったでしょ？」

『うん…ありがとう！！』

え待ってまふくん天使すぎるんだが

あ、何故今私たちが一緒にいるかって？
たまたま帰り道も一緒に帰れたのです！

2人とも部活は入ってなくて、学校の終わる時間が今日はたまたま一緒だったらしい。
まぁちょっとだけ待ってたんだけど←

「あ、そうそううらたんから聞いたよー」

『…？』

あ、嫌な予感しかしない

「僕の制服姿盗撮してたんだって？」

『ごめんなさい…』

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
浦田くんのバカ…！！！！！

「いや、僕朝から気付いてたし。」

『え？』

「パシャってちょっと聞こえたしー」

『ん”ん”っ』

あ、やばいよ
私が変態なことバレたよこれ

「そんなに僕のこと好きなんだなーって思ってさ…。」

『…つまり？』

「すーらは僕のことを…どう思ってますか？」

まふくんが顔を赤らめながら喋った。
あぁ、そういや前のこと返事してないな。

でも、今確実に思ってることはある。

私たちの距離はすごく縮まったということ。

友達以上恋人未満という関係だということ。

まふくんは、私とこれ以上の関係になりたいと思ってるんだと思う。

私は＿＿＿

『まふくん、私はね…






まふくんのこと、好きだと思う。』




それだけが、今の私の精一杯の答えだった。

いやでもこんな展開になるとは知らなかった→←デート（？）のご相談役

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