ぶりっ子は実は歌い手でした。【歌い手】

デート（？）のご相談役 ページ35

うらたside

うらたさかたー!今暇?相談したいことがあるんだけど
さかた今むっちゃ暇やったで。そっち行けばいい?
うらたうんー、よろしく

やぁ、俺はうらた！
え、知ってる？

今日ね、Aの新しい情報を入手した！

どうやら朝たまたま会ったまふの制服姿を撮ったらしい(盗撮)
俺は、その秘密をばらさないと約束し、その代わりデートをしてと頼んだ。

だが、何をすれば良いのかがわかんない！！

俺はデートをした事がない。
告白されたことは何度かあったけど、いつも断っていたし。

だから、坂田に聞いてみることにした！！

坂田は俺の幼馴染みで、とっても良い奴だ。
あいつは1度彼女が出来たことがあるらしく(1ヶ月付き合って別れた)聞いてみようと思った。

でもアイツ乙女の気持ちとやらが分かってるのか？
まぁ聞くだけ聞いてみるか。

ピンポン

「あーちょいまち」

「はよ出てこいよー」

俺はドアを開けて、坂田を家の中に入れた

「うらたの部屋ってなんか味気ないよなー」

「味気ないってなにw食べんのw」

「いや食べへんけどw」

まぁ、そうかもしれない。
俺は現在一人暮らしなのもあって、インテリアとかそういうのは考えないタイプだ。

「んで？なんかあったん？」

「あー、えっと…」

俺は今日あったことを全て話した。
坂田とは同じ学校だが、クラスが違うので坂田は今日のことは全く知らなかった。

多分中村さん(ぶりっ子)のことも知らないと思う。

「＿＿＿って言うことがあってさ…どうすりゃいい？」

「えー、普通にすれば？」

「いや今の話聞いてた！？多分Aはまふのことが好きなんだよ…」

「ふーん」

「いや聞けよ」

坂田…許さんぞ、おい
モテてるからって調子乗るなよ！！

「…まぁ、うらたらしくいれば1番いいんじゃないん？急にデートの時だけいつもと違うかったらあっちがビックリするやろうし。」

「それは思うんだけど…って言うかスマホいじんなよ！！」

「ごめんw」

「…まふって絶対Aのこと好きじゃん…丸見えだし…すきすきオーラ出てるし……」

「なんなんすきすきオーラってw」

あー、勝てる気しない！！
だってあのまふだし…

「まー、頑張れー。あ、俺そういや今日歌のレッスンだ。行くわ」

「ちょ、自由すぎでしょ」

この男、坂田は自由であった。

まふくんって何あれ天使なのほんとう天使？→←う「8月は暑い」ま「7月も暑い」そ「9月も暑い」 結論：全部暑い

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