ぶりっ子は実は歌い手でした。【歌い手】

えぇぇぇぇぇ！？ ページ4

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まふまふside

今日は96猫さんとのコラボ企画で、収録をしていた。

「あ、まふまふさん！」

「なんですか？」

96猫さんが僕の前に来て、ニコニコとしていた。
何かあったのかな？

「あの、すーらって知ってますか？」

「あ、知ってます！この前Twitterで僕にコメントしてくださったんですよ！すーらさんの歌声透き
通っててビー玉見たいですよね！」

あ、ついついすーらさんのことを語ってしまった。
僕は、すーらさんのような透き通っている歌声が好きだ。
まるで、あの時の空みたいな…。

「まふまふさん、すーらのこと知ってるんですね！あの、私とすーら結構長い付き合いで……。すーら
がリスナーさんからまふまふさんとコラボして欲しいって言われたらしくって……。」

96猫さんが俯きながら喋った。
よっぽどすーらさんの事が大事なんだろうな……。

「ちょっと待ってください、すーらさんと予定が合ったらいけるんだけど……。」

「本当ですか！？ありがと！ございま！す！」

「何その間w」

96猫さんは本当に嬉しそうに顔を上げた。

「えと、とりあえず本人に聞いてみたいんですけど……。」

「あ、ならすーらの家に行きますか？すーらも会いたがってたし。」

「え、いいんですか？ぜひ行きたいです！」

96猫さんは、スマホを取り出すと、すーらさんとLINEを始めた。

96猫すーら!今空いてる?

96猫さんがコメントを送ると、何分か後に返信が来た。

すーら空いてるー。
96猫なら良かった!今家にいるの?
すーらうん、そうだけど?何かあったの?

すーらさんって、LINEだとこんな感じなんだ……。
って、人のLINEを見ちゃダメ！……だけど、気になる……。

96猫いや、何も無いんだけど、家行きたいなって
すーらなんだ、良かった!何かあったのかと思った……。
96猫じゃあ、暇だったら家にお邪魔していい?
すーらおっけ、待ってる!3時ぐらいに来れる?
96猫いいよー!待っててねー

96猫さんは一通りLINEを済ませると、こちらを向いて

「さ、行きましょう！」

といった。

やはり忘れていたのですか！！→←頼むよ96猫！

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