eighteen. ページ19
『…なんですか。』
セ｢んーいいこと教えたろ思って。｣
そういってにまにましながらこっちを見るセンラ先生。
そらるんと色々確認していたところ、｢文実のことで話がある｣なんて言われ、センラ先生の住処と化してる英語準備室に連れてこられたのだ。
『大した用じゃないなら戻りますよ？』
セ｢まあまてや。おちつきぃ。｣
セ｢齋藤さんは文化祭のジンクス知ってはります？｣
『ジンクス？』
セ｢はい。｣
そういえばうちの学校はあんま聞かないな…。
『知らない、です。』
そう答えると、センラ先生は妖艶に微笑み、話し始めた。
セ｢うちの高校は後夜祭に花火があがるやないですか。あの花火を2人で見ること。2人きりで。そうすると恋が叶う、なんて言われてはりますよ。｣
そんなこと言われてたんだ、、。
でも所詮ジンクスだ。必ずうまくいくわけじゃない。
…それでも思い浮かべてしまうのは、坂田の顔だった。
セ｢大丈夫やで。先生ここの卒業生やけど、その時付き合って今でも一緒におるやつだって知っとるし。｣
センラ先生はなんとなくどこか懐かしそうに話した。
目を細めて優しく笑うので、なんとなくうまくいくんじゃないか、なんて思えてきた。
セ｢坂田のこと誘えるとええな。｣
なんてにまにましながら茶化してくるから、もう絶許ですね、これは。
セ｢あっそうや、この話坂田以外に絶対話したらあかんよ。｣
『？なんでですか？』
セ｢叶わんくなるから〜｣
『ええー？！？！』
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志｢その時付き合って今でも一緒におるやつだって知っとるし、ねえ。｣
セ｢？！なんですか志麻くん、盗み聞きはよくないんじゃないですか？｣
志｢ふーん。ジンクスの体現者、誰のことだろうね〜？｣
セ｢……間違ったこと言ってへんねんからええやん別に。｣
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翠(プロフ) - ゆっこさん» 最後までありがとうございます！青春良いですよね〜！部活メイン恋愛ありですね！が、頑張ってみます！ (2020年5月4日 8時) (
レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - Aliceさん» もちろん覚えてますよ〜！！すごく嬉しかったです！ ええ読み直しまでしてくださってるなんて、、ほんとに嬉しい限りです(><) 頑張りたいと思います！ (2020年5月4日 8時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 希さん» 匂わせ回収させていただきます！笑 (2020年5月4日 8時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - コメント失礼します、完結おめでとうございます！やっぱ青春っていいですね…。リクエストで、部活がメインで恋愛要素もちょくちょく入れてくるような小説がみてみたいです！こんなのネタになるかどうかわかりませんが、書いてもらえるとめっちゃうれしいです！ (2020年5月3日 23時) (レス) id: e1ca89b04e (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 翠さん» お、覚えていらっしゃるんですか!!?う、嬉しいです(´；ω；｀) リクエスト了解ありがとうございます！翠様の思うラブラブ感で大丈夫ですよ！もう既に今までのでキュンキュンしてもう一度読み返してる所なので← (2020年5月3日 23時) (レス) id: 9ab20d91b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠 | 作成日時：2020年4月26日 16時
