となりの席の坂田くん。【あほの坂田。】

sixteen. ページ17

文化祭まであと1ヶ月ちょっと。
期末テストも終わり、学校全体が行事モードになってきた。




セ｢LHRはじめるでー。文実2人組今日はおきとるかー？｣


こちらを見て、煽るように言うセンラ先生。
８割がた寝てる坂田はともかく、私は割といつも起きてるじゃん！あの時たまたま寝てただけで。


セ｢ほんなら今日文化祭のクラス企画決めるから、文実仕切って話進めてやー。｣

｢センラ先生ー、そらるんは？｣

セ｢あー、あの人化学準備室で寝とった。歳やし、寝かせといたるかーって思って放置してきたで。｣

｢歳ってww｣


さすがうちの担任、気ままというかなんというか…。




坂｢よーしお前ら！やりたいことあげまくれー！｣

｢メイド喫茶！｣
｢お化け屋敷！｣
｢劇！｣
｢縁日！｣
｢屋台！｣


坂田の一言を合図にして、みんながみんなやりたいことを叫びまくった。

｢お前ら順番に言えや！｣なんて言いながらも、楽しそうに笑いながら黒板に書いていく。

明るい性格の彼は男女両方から人気がある。
彼がいる所に人が集まり、すべてをまきこんで盛り上げてくれる。

(委員会の相方が、坂田でよかったなあ。)
なんて今年の文化祭が待ち遠しくなった。




…あまりに騒ぎすぎたせいで隣のクラスの担任が小言を言いに来て、センラ先生がぺこぺこ頭をさげてたのは見なかったことにしよう。






『…票、おばけやしき7票、縁日18票』

坂｢つーわけで、うちのクラスは縁日で決定ーーー！！！！｣


｢いぇーーーい！！！！！｣｢ひゃっほー！！！！！｣








セ｢うっっっるさいわお前ら！！！｣





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こんにちは、翠(すい)です。

読んでくださった皆様、本当にありがとうございます！

評価やお気に入り登録をしてくださる方もでてきて、本当に本当に嬉しいです( ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )

このご時世、家にいることが増えると思います。
そんなおうち時間の少しの楽しみになっていただけたら幸いです。

私自身も家にいることがほとんどなので、できる限り更新するようにします！



これからもよろしくお願いします！！！

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