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翌日の放課後、買い出し用のお金をもらいに2人でセンラ先生の元へ向かった。
坂「センラくんおる〜?」
坂田は先生がよくいる英語準備室の扉に手をかけ、開けると、中から「先生つけろゆーてはるやろ」とゆったりした声が聞こえた。
坂「いーじゃんセンラくん」
セ「いーわけあるか」
セ「あ、そうそう、お金ね。」
先生からお金と買うものリストを渡された。
『ありがとうございます。』
セ「いーえ、ごめんなあ頼んじゃって。」
セ「ん、内緒ね。これでなんか甘いものでも食べて。」
センラ先生はそう言いながら私に2000円を渡した。
『えっいいんですか!』
セ「えーのえーの。こいつのお世話代も兼ねて。」
先生は坂田を指さし口元に意地悪な笑みを浮かべながら言うと、
坂「ほんまうっさいわ!はよ行こ、齋藤。」
そう言いながら坂田は私の手をひっぱって歩き出した。
『ちょっ…!///』
不意打ちな出来事に顔を赤く染めると、こっちを見ていたセンラ先生と目が合った。
一瞬驚いた顔をしたが、察したのか、すぐににまにましながら私に向けて親指を立てた。
(〜っ/// センラ先生に気づかれた絶対!!!)
そんなことは気にもとめず、坂田はずんずんと足をすすめた。
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翠(プロフ) - ゆっこさん» 最後までありがとうございます!青春良いですよね〜!部活メイン恋愛ありですね!が、頑張ってみます! (2020年5月4日 8時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - Aliceさん» もちろん覚えてますよ〜!!すごく嬉しかったです! ええ読み直しまでしてくださってるなんて、、ほんとに嬉しい限りです(><) 頑張りたいと思います! (2020年5月4日 8時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - 希さん» 匂わせ回収させていただきます!笑 (2020年5月4日 8時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - コメント失礼します、完結おめでとうございます!やっぱ青春っていいですね…。リクエストで、部活がメインで恋愛要素もちょくちょく入れてくるような小説がみてみたいです!こんなのネタになるかどうかわかりませんが、書いてもらえるとめっちゃうれしいです! (2020年5月3日 23時) (レス) id: e1ca89b04e (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 翠さん» お、覚えていらっしゃるんですか!!?う、嬉しいです(´;ω;`) リクエスト了解ありがとうございます!翠様の思うラブラブ感で大丈夫ですよ!もう既に今までのでキュンキュンしてもう一度読み返してる所なので← (2020年5月3日 23時) (レス) id: 9ab20d91b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翠 | 作成日時:2020年4月26日 16時