う ページ2
私と彼が出会ったのは一年前のこと。
それまでよく学校では彼の名前を耳にする機会は多かったが実際に話すのはその日が初めてだった。
彼は隣のクラスの図書委員で、たまたま図書室の受付の仕事が被ったのだ。
彼が当番の日は女子が多く図書室が騒がしい。
｢図書室では静かにね｣
と彼が注意をするのだがそれでもいつもより賑やかである。
彼は女子と喋っているので、私が黙々と図書委員の仕事をする。
仕事をしていると急に彼が話しかけてきた。
｢仕事手伝うよ｣
｢ありがとうございます｣
と私は返す
｢とおるー、その女に仕事なんてやらせて、私たちとあそぼうよー｣
と取り巻きの女子であろうと思われる人が言った。
｢ダーメ
俺、図書委員だからちゃんと仕事やるよー
それに、この子1人に仕事押し付けるわけにはいかないでしょ｣
｢とおる、優しいー
じゃあ、明日あそんでよね｣
｢ハイハイ、明日ねー｣
という会話が終わった後申し訳なさそうに彼が話しかけてきた。
｢ごめんねー
俺のせいで図書館うるさくて｣
｢大丈夫です｣
とだけ私は返した。
この時、私の心臓は尋常でないくらい鼓動が早かった。
この時、私は彼に恋をした。
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水華(プロフ) - うぉぉぉい！鳥肌やばかった！！そーゆうことか！ (2019年10月22日 19時) (
レス) id: 98ad916d74 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 神崎恋羽さん» 知ってますよー！あとがきにも書いてあるとおり、シドさんの妄想日記をモチーフに書きましたー (2019年9月24日 6時) (レス) id: 4cc64c04e0 (このIDを非表示/違反報告)
神崎恋羽(プロフ) - て面白かったです...！これってもしかしてSIDの妄想日記とか知ってますか...？ (2019年9月24日 2時) (レス) id: 25395636d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2019年9月24日 0時
