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走った。
食堂を出てすぐ男子寮の教官室がある所まで無我夢中で走った。
なんかわかんない。
頭よりも体が先にって感じで、何でこんなに急いで走っているのか自分でも謎。
ガチャー…
「あれ…?」
思わず部屋の扉を開けて入ってきてしまった。
が。
暗くて見えないってのもあるけど気配がしないっっ。
「あれ、先生やっぱり今日はいないだけ…?
待って見えない見えない!何この暗さ、は!?」
※真っ暗じゃないと五条先生は眠れないみたい
がっっ
「あ…」
やばい。何かに躓いた…
何も見えないから受け身なんてとれない…っっ
五条「…Aいつからこんなに積極的になったわけ?誰に教えてもらったの?もしかして棘っち?」
ドサッ
「っ!?!?」
五条「A。足音うるさい。笑」
「私が来てるの知ってて身を潜めてたんですか!?」
五条「潜めてただなんて笑 普通に寝起きそんな僕良いわけじゃないんで。 ぐで〜ってしてたらAが飛び込んできてくれた。」
「いや飛び込んだわけでわ…っ」
五条「どちたの?」
「っ!(目が慣れてきた…。やっぱりこの目隠し無しの五条先生はズルい…)」
五条「お〜い、A〜?」
「(この目で見つめられたらほんと固まっちゃう。
狗巻先輩のことと先生のことで思考回路がぁ)」
五条「ちゅーするよ」
「いやダメです!!!!!!!!」
五条「なんだ反応できるじゃん笑 で、どうしたの?
あんなに焦って走ってさ」
「先生パーティー来ないの?」
五条「え、あぁ、僕も行っていいの?」
「え?いつも無理くり参加してるんでなかったの?」
五条「それがさ…去年、真希に本気で睨まれてさ…」
「…。みんな先生のこと待ってますよ!ちゃんと先生の分も多めに買いましたよ!今年わ!」
五条「…そんな可愛いことしてくれたの?」
・・・
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作者名:みぃ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/JannethBas1/
作成日時:2020年11月22日 3時