第11話 ページ13
敦side
「もう終わりだよ?」
え...
彼女は何を言っているんだ?
今の状況は3対1
明らかに彼女の方が不利なのに
もう勝ちましたと言わんばかりに刃物の手入れをし始めている
太「まさか
敦くん彼女の攻撃を受けたのかい!?」
敦「え、あ、はい! でも浅いですよ?」
太「まずい彼女の異能力は__」
太宰さんの話を聞こうとすると突然意識が暗くなってくる
あれ?
まさかコレが敵の異能力...?
どうしよう 抗わないと!
真っ暗の空間の中で警戒しながら辺りを見渡す
なんだか
とても眠くなってきた
それにここはすごく居心地がいい
まるで母の子宮の中にいるような
これは僕がずっと望んでいた
母の愛の中にいるような
あれ...?
僕は何故これを警戒していたんだ?
凄く温かいのに__
「__くん! __しくん!!」
何処から声が聞こえる
でもそんなこと今はどうでもいい
今はココで
眠っていたい
するとまた声が聞こえてきた
「ねぇ
_______愛されたかった?」
「大丈夫。 私が愛してあげる」
「だからさ、私の言うこと聞いてくれるよね?」
僕はその言葉にゆっくりと頷いた
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鮭大根大好き - 更新頑張ってください! (2020年11月20日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リート傘 | 作成日時:2018年8月20日 22時