luz「天月すんうるさいんやけど」天月「誰か僕の靴下しらない？！」そらる「ごめん俺が食った」まふ「ごめん僕が捨てたわ」貴「何この家」

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「じゃあ、二人ともお願いします！」



キッチンに立つ二人に向かってガッツポーズ。



くーらー「うん！まさか作るとは想定外だったけど、頑張るよ」



Iuz「頑張る！！」



くーらーくん、予備にとっておいたけど黒のエプロンがよく似合うなあ…



luzくんは気合い入れるって言ったから何かと思ったら前髪結んだだけだった。




…髪の量多いなあ。



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くーらー「完成！」




「できたっ？」




リビングでちょっと作業してたけど、ストップ。



なにかな？




「んーと、これは？」



薄い皮に包まれていて、中身が透けてとても綺麗。



くーらー「えっと、生春巻きだよ」



生春巻き？！初めて見た…



くーらー「巻くのはluzくんに手伝ってもらったよ」



見た目も華やかでとても女子的に良い…！！



「すごい！あの冷蔵庫の中身でよく作れたね！！」



くーらー「ハムとかアボカドもあったし、最低限必要なものはあったしね？笑」



完全にテンションが上がった。


やっぱすごい！




「じゃあ夕ご飯にしちゃう？天月くん呼んでくるね！」



足取り良く、私はリビングを出て天月くんの部屋まで向かった。




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その時二人は。



くーらー「…Mikuちゃんに良いところ見せたかった？」



エプロンを脱いで、丁寧にたたみながら。



luz「え、なんで」




くーらー「やだなぁ、巻いてる時ずっとMikuちゃんのこと見てたくせに」



luz「……」




くーらー「…好きなんでしょ？Mikuちゃんの事。」



luz 「それはっ…」



くーらー「いい？luzくんの他には3人の男がいる。

もしさ、他の3人の誰かがMikuちゃんを好きになったらどうするの？

今のluzくんじゃ確実に他に盗られるよ」




luz「そんなこと、俺が一番分かってる」



くーらー「ならいいんだけど。また高校の時みたいに…失敗しないでよね」




luz「……うん」

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