女子力磨けば？【Sou】

◆ ページ31

伊吹くんsideのちょっっと暗めです(＞＜)
いやだ〜〜って方は飛ばしてお読みください!!
この話を見なくても話が繋がるようにします！









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伊吹side



知ってた。勝ち目なんてないこと

主役の隣は決まってて、僕は脇役なんだってこと

それでも、何とかして手に入れたかった

隣の役を奪いたかった


そ「伊吹〜？」

い「、っ奏？どしたの？」

そ「いや、ボーッとしてたから。大丈夫？」


顔を覗かせて心配してくるイケメン

イツメンの奏

そ「熱？」

い「いや、そんなんじゃないよ」

君のことを考えてるんだよ

君を、

引きずり落とそうと



でも

そ「そう？無理すんなよ。A誘ってご飯食べるぞ〜」

そんなことできなかった

奏を見てれば、そんなことを考えてる自分が馬鹿らしくなって


そ「A、お昼」

「んぁ？ま？」

そ「絶対ボーッとしてたでしょｗ」

「タピオカパン」

そ「病院行く？頭の」



当たって砕けろ、だよ伊吹

例え最終的に隣に立つのが僕じゃなくても

僕は僕なりの、精一杯のアピールをするから


「いぶくん〜〜！奏が意地悪するぅぅぅ！！！」

そ「意地悪じゃないし！」

い「……ふ、またやってんの？」



「……？いぶくん？何こんなブスの頭なんか撫でて」

い「ブスじゃないよ〜ｗ」

「ねぇ笑ったよね今。」

い「Aちゃんはいつ見てもかわいいよ、」ｺｿ

「、！？！？！？」



そ「………、」

い「奏？どうしたのそんな怖い顔して」

そ「……今、、何言ったの？」


全力で奪いにいくから


い「別に、何も？」





これは僕からの宣戦布告だよ。

奏。

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