検索窓
今日:112 hit、昨日:1,252 hit、合計:4,329,271 hit

。我慢107 。 ページ20

【冨岡side】





刀を握り直し、錆兎を見る



「…」




「……突然男の顔になったな。」




……そうだ


俺は錆兎にも謝らなきゃならない





____そして____









'









「……ここからは本気で行く」



「!!!


……来い。義勇!!!!」





Aにも謝るんだ





____

____


【宇髄side】






「どうして分からない。一族が滅んでしまうんだぞ


_____天元。」




「派手に理解したくねーよ
お前みたいにカラッポな人間になりたくねえだけだ」



相変わらずクナイさばきは一流だな…


こんな所で時間を食ってる場合じゃねーんだよ


はやくあの鬼の頸斬って

Aを救わなきゃならない


時間が無い





「頸を斬らなきゃ死なねーみてえだな」


いくら体に傷をつけても癒えていく



.....鬼の急所の頸を斬ればいいのか


それとも本体である

この血鬼術を使う奴を殺さなきゃならないのか






そんなことを悩んでいると





「父も母も死んだ。残ってるのは俺とお前だけだ」


なんて言った。




「!!!」



…母.....なあ





あの人だけは俺の事理解してくれた

俺が弟やあの親父みたいになりたくないことを。



…あんなのトラウマだろーが


兄弟は死んでいくのが当たり前だった


気づいたら弟と2人。




里を抜け出してからも俺の体には深く


出来て当たり前。命をかけるのは当たり前。


刻まれていたものがあった





「ここで終わらせるわけにはいかない」


「!!!」




親父を思い出した

面影がそのものだったからだ




「……」



鮮明に厳しい鍛錬の日々。

鍛錬に耐えれず死んでいく兄弟を思い出した



思わず刀の柄を握りしめた




その時だった







______



【『出来て当たり前?
命をかけて当たり前?

……人なんですよ、失敗だってします

生きたいだなんて誰だって思いますよ




__宇髄さん。

___そう思うのは当たり前なんですよ』】


_____




「!!!」




脳裏に浮かんだA。


…いつの会話だ?派手に覚えてねーよ

そんぐらい前だ。








'








_____でもよ






「…なんだ天元。」




……そうだったな…A。







「……面構えが変わったな。」






「...てめーに使ってる時間ねえんだよ





_____派手に邪魔だ」





俺はお前の為に…








'







''大切な奴''の為に…命をかける





ド派手にいくぜA。

。我慢108 。→←。我慢106 。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4280 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8490人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

○○(プロフ) - 感動しました!今まででとても大好きになれた作品です。ありがとうございます笑 ! (1月9日 19時) (レス) @page50 id: 440a20ffd9 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 今まで読んできた占ツクの小説の中で一番感動しました 最高としか言いようがないです 素敵な小説ありがとうございました!!!!!!!!!! (8月14日 23時) (レス) @page47 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
とく(プロフ) - いい話すぎて泣きました😭今更ですが、完結おめでとうございます!! (7月17日 23時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - こういうお話大好きで、ボロ泣きしながら一気見させてもらいました!目が腫れております(笑)素敵な作品をありがとうございました。 (7月15日 10時) (レス) @page50 id: 47368c5abf (このIDを非表示/違反報告)
猫鈴 - 最初から最後まで読んで泣きまくりました。感動的で素敵な小説をありがとうございます (2022年11月17日 17時) (レス) @page50 id: 49c7725a4b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2019年10月19日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。