episode ページ9
『アズール？どうしたの？』
アズールが移動していたことにも全く気づかなかったことに動揺しつつ
アズールの無表情の顔から何を考えてるのかも掴めなくてとりあえず微笑みかけて声をかける
ドサッ
とアズールが俺の目の前の机の上に自分の机の上にあった書類を置いた
何が何だか分からなくて素っ頓狂な顔をしていると
アズールの少しいつもより小さく低い声が聞こえた
アズール「貴方は、いつから、またそのような笑い方をするようになってしまったんですか。」
言ってる意味がわからない
意味がわからなくて首を傾げてアズールを見上げる
アズールの眉間のシワが濃くなって
透き通った綺麗な瞳が俺をまっすぐと見つめてくる
アズール「僕達が、貴方を離すわけないってあなたがいちばんよく分かっているでしょう。あの日から、僕達が出会ったあの日から、僕達は貴方を....。」
少し涙目になりながらアズールが俺を抱きしめた
ギュッと力強く抱き締められて
俺を少し冷たいアズールの体温と大好きなアズールの匂いが包み込む
泣き虫なアズール
初めて俺に会った時....
あの時も今みたいに少しだけ涙ぐんで抱き締めてくれたのを覚えてる
アズール「ジェイドもフロイドも、あなたより大切な人なんて居ないんです。僕達らしくないですがね..」
『確かに、らしくないね。』
アズール「うわっ...!?」
座っている俺をアズールが片膝をソファについて抱きしめている状態から
思いっきり引っ張ってアズールをソファに座らせる
『今はこのままで...。』
アズールの膝に頭を乗っけて腰に手を回してお腹に顔を埋めた
この体制が落ち着くからすごい好き
いつもならラウンジに行きなさいって言ってくるアズールも今日は何も言わずに頭を撫でてくれている
『大好き....。』
ふっとでてきた感情を言葉にして
そのまま眠りに落ちた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 507人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まいまい - すごく面白くてこーゆうタイプの話が大好きです！更新待ってます！ (2020年8月15日 22時) (
レス) id: bd5b6bf448 (このIDを非表示/違反報告)
告 - リドルたちの寮はハーツラヴィルではなく " ハーツラビュル " です (2020年8月6日 18時) (レス) id: 772e113f29 (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - ユニーク魔法かっこよすぎません！？素敵です。.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ (2020年8月3日 3時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - こういう話すきです！続きが気になりすぎて夜も眠るやない(^^) (2020年7月30日 3時) (レス) id: 18c7dd53d7 (このIDを非表示/違反報告)
潮凪(プロフ) - お久しぶりです！続編待ってました！これからも頑張ってください！ (2020年7月28日 22時) (レス) id: 17573800a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：時雨 x他1人 | 作成日時：2020年7月28日 1時
