episode ページ15
ジェイドside
フロイドとアズールが部屋を出て
少し居心地の悪い沈黙が流れる
2人が出ていった扉に向けていた視線を恐る恐るAのいるベッドへと向ける
ベッドにはジッとこちらを見ているAがベッドに腰掛けている
ジェイド「とりあえずお風呂に入りましょうか。お湯を入れてきますから...。」
とりあえず就寝するために汚れを落とさないとと考え
お風呂を沸かしに行こうとお風呂場に向かう
Aの返事を聞く前にお風呂場に向かい
さっと掃除をしてお湯を入れた
濡れてしまった足と手をタオルで軽く拭いて
Aがいる部屋に戻る
部屋に戻るとスマホを弄るAの姿
その横顔は少し微笑んでいるように見えた
その顔が凄く美しく見えて少しの間時間が止まったようだった
『あ、ジェイド。お風呂ありがとう。』
ジェイド「いえ。それより嬉しそうですが何かあったんですか？」
僕に気づいたAが笑顔を向けて言ってきた
それに軽く返して話を繋げるために質問してみる
『あぁ、今日リドルがオバブロしてさ。それを落ち着かせるのに参戦したんだけど...もう大丈夫そうだってトレイから連絡が来たんだ。』
ジェイド「リドルさんがですか？？...だからAの魔力が少ないのですね。」
Aを見た時から魔力が極限まで少なくなっているのは気付いていた
たぶんアズールもフロイドも気づいている
あははーなんて気が抜けたように笑っているAに近づいて抱き寄せた
『どうしたの？ジェイド...』
ジェイド「あまり、無理をしないで...心配させないでください。」
少し弱々しくなってしまった声で
Aを抱きしめた
なんだか凄くAが遠く感じてしまう
どこか遠くに行ってしまうような、泡になって消えてしまうような
『わかってるよ、ジェイド。心配かけてごめんね、
』
Aが頭を撫でながら優しく言った
それがとても優しくて安心出来る
とても優しい体温
Aのことになるとポンコツになるとフロイドによく言われるが自分でもそう思う
何故かAのことになると
冷静になったり感情を隠すこともなかなか出来ないことが多い
とても可愛くて愛おしい僕の最愛
フロイドとアズールとAと
4人でずっとずっと楽しいことを一緒にやりたい
傷つけて泣かせる者は許さない
どんな手を使っても息をしていることを後悔させるときめているのに
何故自分がそうしてしまっているのだろうか
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まいまい - すごく面白くてこーゆうタイプの話が大好きです！更新待ってます！ (2020年8月15日 22時) (
レス) id: bd5b6bf448 (このIDを非表示/違反報告)
告 - リドルたちの寮はハーツラヴィルではなく " ハーツラビュル " です (2020年8月6日 18時) (レス) id: 772e113f29 (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - ユニーク魔法かっこよすぎません！？素敵です。.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ (2020年8月3日 3時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - こういう話すきです！続きが気になりすぎて夜も眠るやない(^^) (2020年7月30日 3時) (レス) id: 18c7dd53d7 (このIDを非表示/違反報告)
潮凪(プロフ) - お久しぶりです！続編待ってました！これからも頑張ってください！ (2020年7月28日 22時) (レス) id: 17573800a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 x他1人 | 作成日時：2020年7月28日 1時
