4話 行きたくない ページ5
Aside
数時間前に、スマホが震えた。
画面を見ると、そこには〔悪魔2〕という名前からのメッセージ
あぁ、今日も始まると。と思いながらスマホのロックを外してメッセージを見る
悪魔2Aちゃん
悪魔2今日はモストロ・ラウンジを早く閉める予定だからぁ、いつもの30分早めに来てね? 遅れたらわかってるよね?
憂鬱。最悪。もう嫌だ。そんな言葉が頭の中と心の中を埋めていく。
行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない行きたくない。
でも、行かなきゃ、「次」何をされるかわかったもんじゃない。
時刻はもうモスロト・ラウンジが始まって数分が経過している。あぁ、行きたくない。
約束されてしまった時間までまだあるし、少しだけ、少しだけ自室のベットに横になる。
あぁ、もう嫌だ。こんな生活もう嫌だ。いっそのこと・・・死んでしまいたい・・・。
・
・
・
『んん・・・・はっ？！？』
しまった、やってしまった。
スマホを掴んで時刻を確認すると、約束された時間まであと5分だった。
まずい、走っていかないと。
急いでいた私は、あまり外を見ずに走って行った。
何か異変に気づくこともなく、ただただ走っていった。
店に着くと、もう明かりが灯っていない、薄暗い様子だった。
じわじわと近づいていく。
少し遅れてしまったかも、何されるんだろう。
待ち構えていそうな悪魔2に心の準備をしながらもじわじわと近づいていく。
特に何もいない入り口付近に不信に思いながらも、中を覗くと、いつもの3人がいた。
何か話している様子だが、なんだか雰囲気が違う・・・？
このままでいても埒が明かないと思い、やるならさっさと済ましたい気持ちがあった私は、勇気を出して声をかけた。
なのに
ア「・・・あなた、なぜスカートを履いているのですか？」
『・・・は・・・？』
なんで、そんな顔を、目を、台詞を私に？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 434人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
心音ユイ(プロフ) - れさん» あぐぅ・・・ありがとうございます・・・更新が遅かったりしますがよろしくお願いします！！ﾁｭｷﾃﾞｽ (2020年6月28日 21時) (
レス) id: b6551fdc02 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - うっ、、ものすごく好きです、、、これからも楽しみにしてます！頑張ってください、、！ｽｷﾃﾞｽ (2020年6月27日 15時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - はまぐりさん» もぐもぐしてくださりありがとうございます…!!これからも美味しいおかずを提供させていただきますねっっ!!! (2020年6月26日 9時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり - どんな展開になっても美味しく読める…続き待ってます！！！ (2020年6月24日 4時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - ｽｯｯｷﾘｨｨｨｨ！さん» んぎぃありがとうございますっっっ!!! (2020年6月23日 22時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：心音ユイ | 作成日時：2020年6月13日 11時
