25話 知らない子 ページ26
アズールside
『私、お昼とかあまり食べないし、人が多いから食堂は行きたくないのだけど・・・』
フ「えぇ〜食べないとAちゃん折れちゃうよ〜？」
誰のせいだと、とでも言いたげな表情
あんな生活を送っていたら、食欲も失せますよね。
ア「貴方はいつもこの時間なにを？」
『いつも・・・人のいないオンボロ寮の方にいってたわね・・・誰もこないし。
食べる気があったら、適当なパンを持ってそこで食べてたわ。』
なるほど、確かにあそこは元々人があまりよりつきませんからね。
お昼であれば、あそこも静かなものでしょう。
ア「昨日はいろいろあったんです。
結局何も食べていませんし、今日はお昼食べませんか？」
ニコリと笑いかけてみれば、彼女は顔を引きつらせる。
ちょっと、心にきますね・・・・
『まぁ、確かに・・・今は、状況が状況だし、パン1個くらいなら・・・』
ジェ「僕のも少しあげますよ。半分こしましょう。」
フ「俺も俺も〜！みんな違う味の買おう〜」
心底怖がっていますが、これはこれで微笑ましい気もします。
まだまだ、距離を詰めるには程遠いとは思っていますが。
「あっ！腹黒アズールなんだゾ！
げげ！そっくり双子もいるんだゾ！！」
「あっ本当だ。こんにちわ、アズールさん。」
ア「どうも、あなたたちも今日はパンですか。」
フ「小エビちゃんとアザラシちゃんだ〜。まぁたツナ食ってんの？飽きないね？」
ジェ「こんにちわ。いつもの3人と1匹ではないのですね。」
「二人はちょっと補習させられてます・・・あれ？そちらの女性は？」
『・・・・あなた誰？』
「えっえっと、ユウ、です。」
「俺様はグリム様なんだぞ！大魔法士になる予定なんだゾ〜！」
監督生さんがAさんに気づく。
入学式の騒ぎ、彼女はいなかったのだろうか。
ア「彼女はフロイドとジェイドの従兄妹なんです。
少しの間、NRCに通うことになりまして。」
ユ「へぇ！そうだったんですね！」
『・・・Aよ。よろしく・・・あなた寮は？』
Aさんはどこか不審気に監督生さんに問う
恐怖とも違う、困惑の顔をしている彼女
ユ「自分、魔法が使えなくって・・・今はオンボロ寮生として暮らさせてもらってます。」
『オ、オンボロ寮！？あそこ、人住んでたの？！』
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心音ユイ(プロフ) - れさん» あぐぅ・・・ありがとうございます・・・更新が遅かったりしますがよろしくお願いします！！ﾁｭｷﾃﾞｽ (2020年6月28日 21時) (
レス) id: b6551fdc02 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - うっ、、ものすごく好きです、、、これからも楽しみにしてます！頑張ってください、、！ｽｷﾃﾞｽ (2020年6月27日 15時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - はまぐりさん» もぐもぐしてくださりありがとうございます…!!これからも美味しいおかずを提供させていただきますねっっ!!! (2020年6月26日 9時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり - どんな展開になっても美味しく読める…続き待ってます！！！ (2020年6月24日 4時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
心音ユイ(プロフ) - ｽｯｯｷﾘｨｨｨｨ！さん» んぎぃありがとうございますっっっ!!! (2020年6月23日 22時) (レス) id: 7ab19ab3f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心音ユイ | 作成日時：2020年6月13日 11時
