拾漆話 ページ20
兄さんの、目が覚めた。
良かった、生きてた…っ。
そればかり口にしてしまう。
兄さんには『馬鹿』と言われたけど仕方が無い。
生きている事が、こんなにも嬉しいのだから口に出てしまうんだよ。
芥「A…」
「ん?なぁに??」
芥「このまま、此処に居てくれ…」
「え…」
芥「もう、探偵社などに戻らず此方に居ろ。」
どうして、そんな事言うの…?
こんな弱ってる兄さんに言われたら私…っ。
芥「確かに、太宰さんが探偵社に居るからAが其方に行きたいのは分かる。然し、僕はAの兄。兄が妹を守るのが務めだろう。」
そう、だけど…。
それでも、私は探偵社から離れられない。
「ごめん、兄さん。」
芥「何故…。何故、僕では無く太宰さんなんだ…っ!」
「…っ!」
芥「僕が、弱いからか…?」
「ち、ちが…っ!」
芥「僕が弱いから、太宰さんのもとへ行くのだろう。」
「兄さん、それは…っ」
?『それは違うね。』
「だ、ざいさん…っ!」
如何して、何で貴方が此処に居るの…っ??
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ひよこリュナ(プロフ) - 芥川さんがいいです!!まだまだ芥川さんの作品少ないんで!! (2016年9月1日 21時) (レス) id: 071c21dacc (このIDを非表示/違反報告)
那月 - 芥川さんオチ希望です! (2016年9月1日 21時) (レス) id: 329c4228b4 (このIDを非表示/違反報告)
中也依存気味 - はじめまして。私は中也さんがいいと思います。 (2016年8月30日 20時) (レス) id: 51acab87f1 (このIDを非表示/違反報告)
天宮時雨 - 中也さんオチでお願いします! (2016年8月28日 23時) (レス) id: 571fb048dc (このIDを非表示/違反報告)
零奈 - 芥川さん希望で! (2016年8月16日 16時) (レス) id: 4b8aefcbeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉海 | 作成日時:2016年4月22日 20時