『え？もう歌うんですか？？』「はよやれぇい！」『ウィッス』 ページ7
魔法で部屋を防音にした後、機材なんかを設置してスタンバイOK。
歌うのは『アザレアの亡霊』
ぷすさんが歌っていたのにハマった陸野は、その曲も好きになったのだ。
『〜♪』
自分なりの解釈を混ぜて歌う。
心を込めて…丁寧に。
『〜♪…………ふぅ』
天上「録音おっけい！」
満足気に天上が言った。
後の事は全て天上がやってくれる。
陸野がやる事と言えば呟いて投稿するだけ。
『もう日暮れだね…送ってくよ』
天上「えっいいよ気にしないで」
『女の子独りは危ないでしょ』
ぐぅの音も出ない紳士さ……
『行くよ』
天上「…はいっ」
・
すっかり辺りは暗くなった。
空には月と星がキラキラと輝いている。
『街灯ないとかセーフティーファーストどうなってんの？』
光の玉をぽんぽんと出現させながら、陸野はグチグチ文句を言う。
どんなに面倒くさくても友達の事となると心配性になって世話を焼く。
そんなクラスメイトに天上は頬が緩んだ。
天上「いつもありがとねー」
『こちらこそありがとねー』
天上「私…Aと友達になれて嬉しかった」
『ばーか。これからも友達だっての』
でしょ？ と笑ってみせる陸野。
陸野を雑に扱っているように見える天上も、本当は陸野と友達でいられる時間をとても大切に思っている。
それは彼女の過去が関係するのだが。
それはまた、別の機会に…
天上「明日の夜くらいには作業終わらすね」
『あいよー』
「先生って子供っぽいよね」『ネバーランドの住人なんじゃない？』「ふはっwww」→←恋に落ちた:坂田Side
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たつの(プロフ) - たまねぎさん» ありがとうございます。私の更新スピードは、差が激しいので頑張りますね！ (2018年2月13日 19時) (
レス) id: dee4fafba7 (このIDを非表示/違反報告)
たまねぎ - メッッッッチャ続き気になります！更新待ってますね！ (2018年2月13日 19時) (レス) id: 7ace257b23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たつの | 作成日時：2018年2月10日 22時
