俺は呑気に。 ページ16
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──俺と同じクラスの奴も、
「確かに、それなら全てに納得がいく。自分がAに助けを求められているってことにすれば、お前の行動は一見正当化できてるもんな」
──俺と同じクラスだった奴も、
「そんなことするわけ「だったらなんでAはわざわざパソコンで手紙を書いたりすんだよ。筆跡から誰が手紙を出したか特定されないようにするためか?」
──俺と大して接点のない奴も、
「宛名がないのは、それこそ可笑しいよね。助けて欲しいなら自分が誰か言わないと。なんのために手紙まで出したのよ」
部員が次々にまくし立てる。
──誰も、
「そんなこと、俺は「してないって、本当に言える?ただでさえアンタのそれはただのストーカー行為なのに?」
──誰も、
森の訴えを遮り、部員が詰問する。その眼差しは酷く冷たかった。
──俺を疑う奴は誰一人としていない。……ああ、可笑しすぎて脳味噌が沸騰しそうだ。
「俺は……」
森が少女の顔を見ると、その視線に気づいた少女が肩をビクリと震わせた。
──嗚呼、可哀想に俺のA。怯えちゃって。震えちゃって。大丈夫、俺がついてるからね。ずっと、ずっと。
「おれ、は、……」
森は何も言葉にできなかった。確かに今思えば、少女のことを思うあまり盲目的に事を起こしていたのかもしれない。
黙って俯く森。
──今の状況があてはまるのかどうかは知らないけれど。
静まる弓道場。
──集団心理って怖いなあ。
赤葦は一人、呑気なことを考えていた。
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ライア(プロフ) - あああああヤンデレぷまいーーーーーーーーーー(^q^) (2019年7月11日 0時) (レス) id: 22a2268380 (このIDを非表示/違反報告)
たなぱし(プロフ) - ぴよ曜さん» ぴよ曜さん、コメントありがとうございます!なんと、この小説で赤葦推しを生んでしまうとは…!!理想だなんて言ってもらえて光栄です!最後までお読み下さりありがとうございました(*´ー`*) (2017年8月26日 0時) (レス) id: 47f42923ee (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ曜 - この小説のおかげで、赤葦推しになりました!(笑)この小説の赤葦は、私の理想です!!完結おめでとうございます!&更新お疲れ様でした!!! (2017年8月25日 11時) (レス) id: 9123716162 (このIDを非表示/違反報告)
たなぱし(プロフ) - 審神者代理さん» 審神者代理さん、コメントありがとうございます!好みに合えば幸いです!もう赤葦さんの溢れる何でも出来る感に頼りきった作品となってしまいました笑まさにスパダリやあ…(*´∇`*) (2017年8月21日 21時) (レス) id: 47f42923ee (このIDを非表示/違反報告)
審神者代理 - 完結おめでとうございます!やっぱりここの赤葦さんは好みだなぁ…赤葦さんは何でも出来る感がすごいありますよね( `-ω-´) (2017年8月21日 21時) (レス) id: d1c49bf55e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たなぱし | 作成日時:2017年5月28日 1時