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セ「なんでぇや〜。夕方にも思うたけど、なんで隠してるん?」
『なんでって…センラさん、自分が有名人なの分かってますか?バレたら…』
バレたら大騒ぎになる。
私の学校には歌い手好きは結構いて、文化祭なんか、一般の人も来るのに、来させるわけにはいかない。
それに、自分が殺されそうだ。女子は怖いんだよ。
セ「ちゃんと変装してくよ」
『バレるに決まってるでしょう!!リスナー舐めちゃダメです!』
セ「えぇー…」
『センラさんのためにも、私のためにも、絶対来ないでください!いいですか?』
セ「…そこまで言うなら…」
センラさんは渋々といったように諦める。
(ふぅ…これで、大丈夫かな…?)
セ「じゃあ、行かへんからその分構ってな」
『別にいいですけど…何をすれば…?』
セ「せやなぁ…膝枕とか?」
『…そんなのいつでもしますけど』
セ「ええやん、別に!今してええ?」
『どうぞ?』
そう言えば、ソファに座ってる私の膝に頭を乗っけてくる。
寝転がったセンラさんと目が合って、なんだか恥ずかしい。
セ「んふふ」
『な、何ですか?』
急にクスクスと笑い出したセンラさんを怪訝に見る。
セ「なんか恥ずかしいなぁって」
『なら退いてください』
セ「今してくれるって言うたのに…」
『冗談です。お風呂沸くまでですよ?』
セ「うん」
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沖瀬アオ(プロフ) - まぁささん» わぁあ!?すみません、気づきませんでした!教えてくださってありがとうございます<(_ _*)>訂正しましたので、これで大丈夫だと思います(もしまだなってたりしたら教えた貰えると助かります…) (2018年7月1日 16時) (レス) id: 6a612532f8 (このIDを非表示/違反報告)
まぁさ - 名前が茜?っていう名前のままなんですが... (2018年7月1日 16時) (レス) id: cd1e3819fd (このIDを非表示/違反報告)
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