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ガチャ
『お邪魔しまーす!!』
買い物を終え、センラさんの家に着いた。
「そこはただいまやろ」
『え』
「?そんな他人行儀みたいなんいらんよ?俺ら何年の付き合いなんw」
『…まぁ、それはそうですけど…』
「ほら、言うてみ?」
『…た、ただいま…』
「ん、おかえり」
その途端ふわっと香るセンラさんの匂い。
私はセンラさんに抱きしめられていた。
『センラさん…!?』
「んー?」
『どうしたん、ですか?』
「どうもせえへんで?ただ、ずっと我慢してたから。ええやろ?家やし」
『ま、まぁ、いいですけど…』
「なら何も言わんと抱きしめられといて」
『はい…』
久しぶりの人の温度。それはとても心地いい。
(センラさんだからかな…)
私はそっとセンラさんを抱きしめ返した。
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