タイムスリップしたら女神って呼ばれたんだが、私はそんなやつじゃない【のび太の日本誕生】

4話 夢の無い意見← ページ6

スネ夫「へ、へっくしゅん！…なんか馬鹿に寒くない？」

少し遠くでスネ夫がくしゃみをした。

ジャイアン「そういやぁ」

しずか「なんだか震えてきたわ…」

『7万年前のこの時期だとたしか、第四期更新世でヴェルム氷期が始まったあたりだな。』

歴史などは好きなので、この辺の気候などには詳しかったりする。

ドラえもん「よく知ってるね！」

のび太「氷期って何？」

『氷河が覆って地球全体が寒くなることさ』

ジャイアン「寒いパラダイスなんて嫌だぞ！」

ドラえもん「あとで何とかするから…；」

ドラえもん「それよりも…ここをどんな世界にするか、みんなのアイデアを募集しまーす！」

アイデア、か…。自然をより豊かにしたいな。

ちなみにのび太達は、夢がない発言をしていた。

ドラえもん「夢がないなー…」

同じことを思っている人がいた。

しずか「湖のほとりを、お花畑にするのはどう？」

『いいんじゃないか？』

しずか「空には大きな虹が架かって…夜にはオーロラが輝くの！」

ドラえもん「できるとも！」

私もアイデアを言ってみようか。

『小鳥が、花が、自然が、毎日豊かな歌を歌うんだ。晴れた日には優しいそよ風が吹く。それと、夜にはオーロラと共に綺麗な星も出ていて欲しいな』

ドラえもん「いいねー！」

しずか「素敵だわ！」

『自然は私にとって大きな生きがいだからな』

自然は人を優しくする。私は自然が大好きだ。

5話 トレアドール→←3話 7万年前の日本に到着後

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