タイムスリップしたら女神って呼ばれたんだが、私はそんなやつじゃない【のび太の日本誕生】

36話 悪くなる雰囲気 ページ42

しずか「さっきから大きな気が1本もないわ」

ジャイアン「ゴツゴツした岩ばっかりだぜ」

ドラえもん「最近まで海の底だったからさ。」

『この陸橋地帯をすぎれば中国大陸なんだ』

するとドラえもんが不思議そうに言った。

ドラえもん「日暮れが近い。そろそろ目的地に着いてもいい頃なんだけど…」

ククル「んー…あっ！魚をとっていた川だ！」

ククルが言った。てことは、もう目的地は近いってことか。

ドラえもん「よーし、降りてみよう！」

降りた先は、私たちの想像を遥かに超える荒れ地となっていた。

スネ夫「真っ黒焦げだ…」

ジャイアン「ひでぇことしやがって！」

スネ夫、武が暗闇族に怒りを顕にしているなか、ククルは膝をついて涙を零していた。

ククル「うぅっ…ぅぅ…」

しずか「泣かないで、ククル」

のび太「僕達が、必ず見つけるからね」

こんな荒れ地を目の前に、私もみんなも気分が悪くなった。

暗闇族に対して、怒りがふつふつと込み上げてくるのが分かる。

『…今は、暗闇族を探し出すのが先だ』

のび太「…！瑠璃さんは、何も感じないの？」

のび太が少し声を低くして問う。

『…確かに、許せないし可哀想だと思う。でも、私達がそれに同情したところで何か起こるのか？同情するアンタらが悪いって言ってるんじゃない。だが、暗闇族を倒さない限り現状は変わらないしククルの親や光族の人も帰ってこない』

「「「「っ……」」」」

私が少しキツめに言うと、みんなは俯く。

ドラえもん「…瑠璃さんの言う通りだよ」

のび太「ドラえもんまで…っ」

ドラえもん「とにかく、僕らはスタートラインに着いた。暗闇族の追跡は夜が開けてからにしよう！」

ドラえもんがそう言うと、またひみつ道具を出して私たちはそれに入った。

雰囲気は、悪いままだった。


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お久です！
ちょっと暇だったので(勉強しろ)更新しました！あと少し更新する予定です！

ヒット数がエグい…笑
一日で2000hit、順位がついてないけど人気があるイナイレの小説を一気に越しましたよ！

4000て…やばい…うれちい←

なんか、このシーンでは少し冷たい夢主ちゃんを書きたくなりました。

良い子だからね！？冷静なだけで性格悪くないよ！？←

まぁ、私がこういうの好きなだけでね←お前の趣味やないかい

とりあえず、引き続きこの作品をよろしくお願いしますm(_ _)m

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