タイムスリップしたら女神って呼ばれたんだが、私はそんなやつじゃない【のび太の日本誕生】

26話 計り知れない嫌な予感2 ページ29

ジャイアン「じゃあ何だ！？お前このまま引っ込んでる気か！？」

武はククルを突き飛ばす。

転びそうになったククルを私が支える。

『大丈夫か？((ﾎﾞｿｯ』

ククルは頷く。

のび太「お父さんやお母さんを助けなくていいの！？」

武に続いてのび太も怒鳴った。

ククル「勿論……助けに行く…」

ジャイアン「よーし！そんなら俺たちに任しとけ！」

スネ夫「僕たちスリルと冒険が大好きなんだ！」

しずか「力になるわ！」

ドラえもん「よし！これで決まりだ！囚われた光族を救出するため、明日中国大陸へ出発しよう！」

みんなが纏まっている中、私はまだ嫌な予感がしていた。

ギガゾンビは、ただの呪い師ではないのでは…など、よく分からないことが浮かんだりもしていた。

「「「「おー！」」」」

『っ…ちょっと待ちな』

ドラえもん「ん？どうしたの？瑠璃さん」

私は念の為、さっきまで考えていたことをみんなに伝える。

『ギガゾンビを……彼奴を…、侮っては行けない。彼奴はきっと、ただの呪い師ではない…。ナメてかかると大変なことになりかねないよ』

ジャイアン「瑠璃さん、怖いのか？」

『…いいや。自分で言うのもなんだが、昔から予感はあたる質でね。さっきから嫌な予感がしてたまらないんだ。怖がらせているつもりではないが、心してかかれ』

のび太「そうだね…。」

ドラえもん「未知の敵との戦いか…みんな、頑張るぞ！」

「「「「おー！」」」」

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