タイムスリップしたら女神って呼ばれたんだが、私はそんなやつじゃない【のび太の日本誕生】

23話 玉こんにゃくって美味しいよな ページ26

ドラえもん「大変だーみんなー！」

ドラえもんが慌てて飛んできた。

しずか「ドラちゃん！見て、あの子すっかり元気になったのよ！」

ドラえもん「良かった〜…」

ドラえもんは安心したようにため息をつくと、また慌てた顔になった。

ドラえもん「それより大発見だよ！調査の結果驚くべきことが…！」

のび太「ドラえもーん！」

どこからか、のび太の声が聞こえてきた。

ドラえもん「なんだあれは…；」

目線の先には、ペガサス、グリフィン、ドラゴンと、それに乗ったのび太達がいた。

のび太「ただいまぁー！僕が作ったペットたちだよ！」

『私もびっくりしたよ；』

のび太「どう？凄いでしょ？」

のび太は胸を張って言った。多分、凄いと言うよりも今は驚愕の感情の方が大きいんじゃないか…？

ドラえもん「いやはや、恐れ入った…」

しずか「素敵！」

すると、少年が出てきて目を丸くした。

少年「マンガペジェ！モストモスト！」

『ん？アンタ、元気になったのかい！良かったよ』

ドラえもん「そうそう！君の身元がわかったんだ！」

分かったのか、いや…凄いな。此奴は…。

『調査、途中で抜け出して悪かったね』

ドラえもん「平気だよ！それより…この子が時空乱流に吸い込まれたのは……北緯31度7分、東経118度2分！」

「「「「…………？」」」」

スネ夫「いやそんなこと言われても…；」

ジャイアン「わかんねぇよな…；」

スネ夫と武がいう。のび太としずかは顔を見合わせる。

ドラえもん「ズコッ…；」

『……あのさ、多分小五じゃあ習ってないと思うが；』

しずか「習ってないわ」

私だって小五でそんなこと言われたらこうなるさ…；

ドラえもん「そっか〜…」

『つまり、二十一世紀で言う中国大陸ホーシェンの辺りだ』

「「「「中国！？」」」」

みんなは目を丸くする。

ドラえもん「そこで…、翻訳コンニャク醤油味〜！」

普通に美味しそうなひみつ道具をだすドラえもん。

ドラえもん「さ、君のことなら何でも聞かせてくれ！」

少年「！？僕の言葉が分かるの！？」

なるほどな。翻訳することが出来るコンニャクなのか(意味不)

『あぁ。分かる。何があったか、教えてくれないか？』

私は微笑んだ。

少年「…っ///」

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