罰ゲーム【白布賢二郎】 (ページ8)

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７話ページ8

貴女side

( う～ん………。 )

今は5時間目。

授業中にも関わらず、私は授業に全く関係ないことに頭を抱えていた。

それはズバリ

( 白布くんと1週間の内にやりたい事考えておこう )

白布くんのことである。

せっかく与えられたチャンスだ。

罰ゲームだろうと、

私はこの幸せな時間を大切に過ごしたい。

教科書で上手く隠しながら、私は白布くんとやりたいことを書いた。

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やりたいこと

・一緒にお出かけしたい

・手を繋ぎたい

・もっとお話したい

・連絡先交換したい

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”手を繋ぐ”

さすがに怒られたりするかな…

この1週間が終わったら

普通の友達として接してくれるといいな。

『キス……』ﾎﾞｿｯ

キ、の文字を書こうとした瞬間

手を止める。

いやいや、何言ってんの私！！！

ダメに決まってるでしょ！！！

そうだよ、白布くんは私なんかとキスなんて

したくないだろうし。

『……。』

自分で言ってて、胸が痛い

でも、

ファーストキスは白布くんが良いなぁ……