次の任務米花町だって

特級呪物の回収 ページ17

と、言うわけで、やって来ました。
江古田高校〜

悲しいよな……なんでこんな歳になってセーラー……
いや、キツイよな……
マスク＋タイツ にしてるけどもう私だって20代後半なのよ。色々ときついわよ



えっと……とりあえず放課後に学校に忍びこみましたよ。
結構部活動が盛んに行われてるよ。

いいなぁ……私もこんな部活の青春したかった…


「……あまり見かけませんが転校生です？」

『いえ、他学年だから接点がないだけだと……』

「そうですか。なにかお探しのようですが、僕でよければお手伝いしましょうか？」

『大丈夫よ。彼氏が来るまで暇だったからあちこち見てただけだから』

「おや、そうですか」

「おーーい白馬。……え、何？ナンパしてんの？」

「快斗〜教室にスクバ忘れてたよ〜」

「ナンパじゃありませんよ。それに貴方…普通スクバ忘れます？」

「また戻る予定だったんだって」

『あの、それでは私は失礼しますね』


1人はハーフかな？すごい頭が切れそうな子だったね……
あとから来た女の子と男の子はカップルかな？なんだ、青春か




それじゃ早速探しますか……
上からの連絡だと音楽室の棚の奥らしいけど…
なんでそんなところに置くかな



『まぁ見つかったし帰ろ』

「君何探してたの？」

「ここの生徒でもないですし…」

『バレてた？』

「ここの生徒は全員把握してるつもりですので」

「俺も君みたいに可愛い子学校で知ってるなら覚えてるし」

「それで、何を探してたんですか？」

『あ〜そういうこと……ごめんね。私ここ出身で、卒業前部活の時の忘れ物をね』

「あ〜そういう事か〜」

「でもなぜわざわざ制服を……」

『だって普通の服で入ってきたら不審がられるじゃない』

「じゃあ僕達の先輩ということですか」

「へ〜お姉さん何歳？」

「普通女性に年齢聞きます？」

『何歳に見えるかな？』

「ん〜…22くらい？」

『あら、そう思ってくれてていいわよ』



若く見られるならそれだけ嬉しいじゃん？

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