色々詰め込んだ短編集！文スト

ポートマフィアで隠れ鬼ごっこ2 ページ49

梶「さ〜あ！始まりました！第1回ポートマフィア隠れ鬼ごっこ大会！実況はこの、か、じ、いが！務めさせていただきます！」

やけにハイテンションだなおい。梶井については檸檬にしか興味が無いと思ったのに

梶「隠れ鬼ごっこ！つまりは見つからなければ捕まらない、また見つかっても鬼から逃げ切ったら捕まらない！つまりは己が得意かつある程度の柔軟性を持った戦略を立てられる！極限状態で戦う異能力者たち！(中略)というわけでこれは最高の実験になる！」

うん。そんな大袈裟に言うほどでもないと思う。だってこれ隠れ鬼ごっこ。てか「！」が多いな
梶井が静かになるまでに10分かかりましたー

森「はい！皆さんが静かになるまでに10分かかりましたー！」

『いや今のほとんど梶井…』

森「それじゃ、ルール説明に入ろう…」

……

森さんが言ったルールをまとめると…

隠れる時間15分、逃げる時間30分。タッチされたら捕まる。鬼は自分の手のみでタッチ可能(例えば芥川が鬼なら羅生門でのタッチは無効)

異能力使用可能時間は共に10分間。

少しの怪我は致し方ないが構成員は皆戦力。大怪我させた時点で失格となる。

参加者は

A、中也、紅葉、芥川、広津、森

『あれ？意外に少ない…私もっと誘ってましたよ？』

紅「昨日Aが黒蜥蜴を誘っているのを見たはずじゃが…」

森「ああ、黒蜥蜴は仕事だよ。Ｑは精神操作の異能だから隠れ鬼ごっこに向いてないため除外。まあ要は異能が戦闘向きな者を集めたということだ。」

『Ｑちゃんと一緒にキャッキャウフフしたかったのにー』

森「うわ…」

『森も同じようなものです。そんな蔑んだ目やめてください…あれ？中也先輩どうしました？』

変な顔してる…って言葉は飲み込もう。赤子が初めていないないばあされたような顔をしてる。


中也「いや…なんで首領が…」

森「いや〜、エリスちゃんがやっぱり参加したいと言うからねぇ」

エ「ええ！やっぱり私も参加したいわ！」

『頑張ろうねー！エリスちゃん！』

そういや広津さんと芥川がさっきから一言も喋ってないのは久々に遊べる喜びに打ち震えてるんだろう。うん。

『じゃあジャンケン行きますよー！さーいしょーはぐー！！』

…ジャンケンの結果、森さんと広津さんが鬼になった。

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キリが悪いですが、話がいっぱいなので続編行きます

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