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ヒロイン-20- ページ22
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「捺〜」
「こっち」
配り終わって捺の方に行く。相変わらず端っこが好きだな。
因みに前は研磨、その隣がトサカ主将。
いや、何故に?
「...おいしい」
「......60点だな」
「なんでだよ」
研磨はおいしいって言ってくれたのに捺は辛口の点数を出してきた。
「固い」
「時間がなかったからね」
しかめっ面の顔を一度ペチッと叩きご飯を食べる。しっかし皆よく食べる。
気持ち悪くなんないのかな。
「なんか捺って亭主関白みたいだな」
「よくわかりますね。コイツつまみ食いしてはいちいち低い点数つけるんですよ」
ケラケラ笑いながら言うトサカ主将に同意しながら言うとなんかシーンとなった。
ハズイわ。
「......一緒に住んでるの?」
研磨のその言葉に俺と捺は顔を見合わせる。
あー、そういう捉え方ね。
と、納得する。
「んーん。兄同士が仲良くてね、良く泊まりに来るんだよ」
て言うか休日は何時も来てる。←
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作者名:雛月 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月27日 23時