思い出しついでに衝動で作り上げたものです。
何を思い出したかというのはですね、リア友と掃除中の雑談をです。
この話はリア友と掃除中に話していた話を元につくりました。
元ネタは結構面白いっていうか・・・・・・少々ぐろいです。ぐろ好き仲間との話が元ネタです。
※※注意※※
・悪意のある低評価、悪意のあるコメントは止めて下さい。
辛口のアドバイスは、大丈夫です。
・上記にもある様に、少々ぐろい話です。
・血とか、目玉が転がってるとか、死骸とか、苦手な人は今の内、早急にお戻り下さい。
・注意はしましたので、ぐろいとかの苦情は一切受け付けませんよ。
・でも・・・・・・そんなに怖くなかったごめんなさい。
・状況を頭の中でしっかり思い浮かべながら読んでくださいね。しっかりと。
ホムペツクールの使い方が違いますが、一話完結なのでこの位が丁度良いと思ったので・・・。
※※設定※※
・白うさぎ『』
・紅うさぎ1「」2[]
・その他白うさぎ
とあるアメ(雨)の日の、野原でのお話です。
☆評価、コメント、友希、待っています。てかお願いしますして下さい。
では、お進み下さい。
―そうそう、出会ったものの中には稀に、紅に堕ちるうさぎもいるらしいわね―
―堕ちた紅うさぎはね、アメ上がりに踊り狂って死ぬまで
ねえ、こんなデタラメは案外ホントで・・・・・・?
ねえ、忘れないでよ、ボクのこと・・・・・・。
何で、辺り一面、紅いの?
草も花も木も紅で、湖だって紅だ。
とある野原まで走ってくると、広がった光景。
それは真紅の世界。
『!!』
ふと木の裏を覗くと、仲間のうさぎが腹を裂かれ、血を吐いて死んでいた。
『何なの・・・・・・ここ』
血と骸の臭いが充満していた。
少し奥まで進むと、そこらにゴロゴロと打ち捨てられた無残な骸が。
探すまでも無く、もうそこら中に。
中には
どれにもあった共通点は2つ、
1つは血塗れだということ。そしてもう1つは・・・
『目が、無い』
歩くに連れ自分の足元が湿っていくのを感じる。
見てみるとそう、草花の様に紅くなっていた。
『誰がこんな事・・・』
ただ怖くてひたすら野をさまよった。
首が飛んでる奴、バラバラにされて元の姿が分からなくなってる奴、無茶苦茶に折れ曲がった奴。
腐ってない所から見ても、こいつ等は最近まで生きていたんだ。きっと。
『怖い・・・早く、帰りたい』
大分奥まで走って来た位には、10程のうさぎの骸の山だって見た。
頬に触れた紅い液。
触れてみると血で、頭上の木にはうさぎが一匹垂れ下がっていた。
その体に突き刺さった木の枝、そこから血が垂れる。
声にならない悲鳴を上げる。
無心で駆けてその場から離れた。
震えが、恐怖が、止まらなかった。
『いや・・・イヤだ・・・!!』
その後も散々見た。
岩の下敷きになって潰れた奴、食い千切られたみたいに左半分体が無い奴、信じられない表情の奴。
そしてその場所は・・・紅が周りよりも濃くて、そいつ等だったモノの一部が散乱していた。
『早く、帰らなきゃ・・・』
でも震えて思うように走れない。ねっとりとした地面に足をとられて進めない。
やっとの思いで進んでもその先にあるのはうさぎの骸。
むせ返して、気が狂うほどの骸の臭い。
そんなこんなで進んで行く内、ある広くなっている所に出た。
その周囲には骸かどうかも分からない位細切れになった奴。
ボールみたいに丸められてしまった奴が彼方此方転がっていた。
『イや・・・いヤァァアァァ!』
溢れる涙、恐怖、自分のとは思えない叫び声。
空ですら、紅く見える。
「そんなに怖い?」
急に声が聞こえた。
『だ・・・ヒグッ・・・誰?』
「ボクは紅うさぎ」
目の前に現れたのは、全身真紅なうさぎ。
周囲の色と同化している。
そして何より、奇妙に踊りを踊っていた。
『ボ、ボク・・・帰りたいの・・・・・・ここ、どこ?』
「紅い森さ。一面真っ赤だろ」
涙を拭いつつ目の前に現れたうさぎと話をする。
すると紅うさぎが空を見上げて呟いた。
「もうすぐ、アメが降るよ」
『雨・・・?』
[そう、アメがね]
すると木の向こうからもう一匹、紅うさぎがやってきた。
そしてそいつも踊ってた。奇妙な踊りを。
『ッ!!・・・・・・なッ、何をして、いるの?』
[今から、わかるわよ]
そんなことを言われてからしばらくすると、アメが降り始めた。
でも、雨じゃなかった。
[あ、降ってきた]
『え?・・・・・・ッ!!』
声にならない悲鳴を上げる。
だって・・・だって・・・。
『め、目が・・・目が・・・』
足元に転がる目玉、紛れも無いさっきの骸の目だろう。
木や草花、岩まで全部が紅く、更に濃い紅に染まっていった。
目の前の紅うさぎも紅みを増していっている様に見える。
「このアメ、ここで死んだ白うさぎの血なんだ」
[目だってそうよ。全部、抉り取って・・・]
「全てが、真紅に染まってくのさ」
目がねっとりと辺りに降っていく。
腕を伝いゆく目玉、血のアメ。頬を伝う透明色の涙。笑っている紅うさぎ。
しばらく震えていて、ふと自分の腕を見ると・・・
『!!・・・・・・嘘だ・・・あ、紅い・・・嘘・・・』
真っ白だった自分の腕が、薄っすら紅くなっている。
[君も、ナカマね]
「僕等の、ね」
『き、君たち・・・もしかして・・・・・・も、元は白うさぎ・・・?』
止まないアメ。悲鳴と恐怖を感じるような、そんな・・・。
「そうさ。このアメが全てを真紅に染めていく」
[途方も無い数の犠牲を払ってね・・・ウフフ]
『い、嫌だ・・・・・・イヤだ・・・そんなのボクは』
目玉が転がる、紅くなって。
「ほら、もう少しで楽になるよ」
[さあ、アメが止めば、君もナカマ。早く堕ちて、紅に堕ちて踊りましょう]
笑う2匹。狂っている、言動も、存在も、瞳も、表情も。
『いや・・・・・・嫌!・・・・・・やめ、て・・・ウッ・・・』
涙が頬をぬらす。その涙だけが、紅を流していく。
でもそれじゃ間に合わない。
意志とは反対に、どんどん紅くなっていく。
段々と記憶とかが薄れていって・・・意識も・・・。
『イ、ヤダ・・・・・・あ・・・何で・・・・・・嫌ァっ!!』
「「ポタン」」
最後の一滴が落ち、アメが止んだ。
「初めまして、オナカマさん」
[踊りましょう、次のアメまで]
さっきまで倒れこんでいた紅うさぎが笑って言った。
『初めまして、ボクの、ナカマ』
笑っているのは、紛れも無いボク。もうボクではないボク。
踊り始めたうさぎ達、紅い雫が跳ねる。
骸は紅く、ただの血になり雪の如く溶け、消えていく。
―堕ちたうさぎが元に戻る方法はひとつだけ。綺麗な涙を流して全てを洗い流さないと―
月夜、うさぎが紅い体で踊ってる。
皆さんも気を付けて、見つかったら、手遅れだから。
『堕ちて、堕ちて・・・・・・さあ、一緒に踊ろうよ』
〜 E N D 〜
え?
ぐろくないって?
ごめんなさい。
衝動ながらに頑張ったんですけど・・・駄作ですよね、分かってます。
感想、お待ちしています。
この作品はフィクションです。
2人がお気に入り
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えすぱーY - この作品の続編らしきものを作ってみました。たまたま今日、暇だったので。「紅いうさぎのお話 続編」です (2014年7月17日 20時) (レス) id: 814a20911f (このIDを非表示/違反報告)
えすぱーY(元、蛇女。パソコン買い換えました) - 神紅さん» コメント有難うございます。 楽しんで頂けてうれしいです! まぁ、バットエンドになりますね (2014年7月14日 18時) (レス) id: 814a20911f (このIDを非表示/違反報告)
えすぱーY(元、蛇女。パソコン買い換えました) - 瀬奈 飛鳥@死亡さん» もうすぐ夏休みですし・・・頑張りますw (2014年7月14日 17時) (レス) id: 814a20911f (このIDを非表示/違反報告)
神紅(プロフ) - 素敵ですね。狂気の中に垣間見える微かな切なさとやるせなさって言うんでしょうか…とても素敵でした。どちらかと言うとバッドエンド、でしょうかね?とても良かったです^^ 楽しませて頂きました! (2014年7月13日 23時) (レス) id: f57ffdf370 (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈 飛鳥@死亡(プロフ) - えすぱーY(元、蛇女。パソコン買い換えました)さん» 是非お願いします綺麗なウサギさんを((( (2014年7月13日 17時) (レス) id: 73f4474684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蛇女 | 作成日時:2014年2月16日 14時