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「話が中だるみする……」
「ストーリー構成?起承転結でしょ?」

それだけじゃありません。
その中でも『序破急』を意識すれば、小説のスピード感が上がります!
目次
1,序破急とは
2,短編の例
3,長編の例



○序破急とは
→ストーリー構成の枠組みの1つ(起承転結の仲間)です。

(=起)
状況説明やキャラの描写、テーマの提示をするターン

(=承+転)
物語が展開。なんとこんなことが起こりました!という物語の大部分。
起承転結の承と転を凝縮しています。

(=結)
オチはスッキリ書くために最大スピードで。



○短編の例

個人的には短編におすすめです。

というのも、序破急は盛り上がりスピード感を出すにはぴったりで、起承転結よりも単純な構成です。単純だからこそ、長編よりも短編で活かしやすいのです。

特に、占いツクールの1話の文字数が限られる状況下においては有用かと思います。


実際にバニー芳一が書いた小説から1つ例を作りますね。

【序】
図書室に本を借りにくる

【破】
本が降ってくるが、幼馴染に助けられる

【急】
助けてくれた幼馴染にドキッとする

(+次話へ引っ張るための一言)

(26話:14, 親密図書室: http://uranai.nosv.org/u.php/novel/yandenitijyou/)より。


実際に書いた身としては、話が途中で停滞しなくて良い感じでした。1000字ちょっとの超ショートなので、停滞も何もないような気はしますが……。

ともかく。序破急を意識しながら書いている時は、話が中だるみしてつまらなくなるようなことはなかったです。



○長編の例

長編小説を書くときにも応用できます。

例えば一寸法師

大きな枠組み小さな枠組み
【序】
一寸法師誕生序,老夫婦に子ができない
破,神に熱心に祈る
急,3cmの子供が誕生

【破】
上京して鬼を倒す序,上京手段を探す
破,お椀があった!
急,上京先にお姫様

序,鬼が現れた
破,針を使った戦闘
急,勝利!

【急】
結婚万歳!序,鬼が小槌を落とした
破,小槌の力で大きく
急,姫と結婚、家族も都に
住めるようになる



起承転結でも序破急でも、大きな枠組みの中に小さな枠組みを作ることで、話にスピード感が生まれて飽きない話が作れます。


もちろん、このような枠組みに囚われて疲れてしまうほど意識はしなくていいです。

ほどほどに意識しながら書くと、ちょっと満足できる作品になるかもしれません。



ちなみに途中で掲載した↓の小説、今から追っても間に合いますよ。

意味がわかるとヤンデレな日常

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作者名:バニー芳一 | 作成日時:2023年8月14日 19時

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