歌を紡ぐ貴方と、私。【歌い手】

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歌い手の方々の日替わりです！

予定している方は…

・天月
・アンダーバー
・あほの坂田
・そらる
・まふまふ
・伊東歌詞太郎
・ゆう十
・蛇足
・新社会人

(敬称略)です！

リクも受け付けますよ(*^^*)
此方にされた方が早いかもです↓

【歌い手】君が好き【短編集】

6/3 作成

あほの坂田
伊東歌詞太郎
そらる
まふまふ
アンダーバー
天月
赤ティン
luz
灯油追加

recog
kradness
みゅさん
vip店長作成中

【追記】
題名変えました！
日替わり作りたいなーと思って突発的に書いた物ですので題名も適当になってしまって…。
この題名も自信があるものではないですが前よりはマシかなぁと思います！
これからも「歌を紡ぐ貴方と、私。」をよろしくお願いします！

8種類の結果パターン

貴方と一緒に居られるならば - 2024年5月11日

luz＊リク

「YOU～」
「るっ、るす先輩！？」

友人と2人で下校中、後ろから急に抱きついてきたのはluz先輩だった。

「ったく、相変わらずラブラブね。先に帰ってるよ～」
「っちょ！待っ！」

なんて言葉を残して、去って行った友達。
早すぎて、言い終わるまでの時間を許してくれなかった。

横に立っているluz先輩は、ばいばーいなんてニコニコとした顔で手を振っている。

明日、学校でまた言いふらされること間違いなし。

私はluz先輩をキッと睨みつけた。

「な～に～？そんな顔して。全然怖くないよ？」
「ッ…！な～に～じゃないですよ！いきなりはやめてくださいってあれほど言ってるじゃないですか…！」

余裕そうにニコニコと笑っている先輩に、少しだけ怒鳴る。

「まぁまぁ、そんなに怒らないの～。可愛い顔が台無しだよ？」
「…っ！」
「顔真っ赤。かわい」

ここで負けてしまってはいつもと同じだ。
食い下がるわけにはいかない。

「だーかーら！いきなりはやめてくださいって言ってるんです！！！」

そう言った私の頬に、手を添えるluz先輩。

「ちょっ！え！？」
「顔、熱いね。それだけ恥ずかしかったんだ」
「そっ、そうですよ！？だから本当にいきなりだけはやめてください…！」

なんて言った途端、ニヤッと不敵な笑みを浮かべた目の前の彼。
頬に手を添えられているせいか、なんだか顔がものすごく近い。

「いきなりじゃなきゃいいんだね？」
「えっ！？そのっ…！」

なんだかとても嫌な予感がする。

「今からYOUをいただきまーす」

そんな言葉と共に、彼の唇が触れた。

「そういう意味じゃないです…！」
「さっきの言葉撤回ね。やっぱり怒ってる顔もすごい可愛い」
「ほんっとにいい加減にしてください！！」
「それだけYOUが好きなんだよ」

(なんて)
(そんなこと言われたら、もう何も言えないじゃないですか)
(たまには素直になって)
(私も貴方のことが大好きです)