【大型コラボ】いろいろなきみと【歌い手】

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皆さん!!おはこんばんちわ!!

星空です!!

大型コラボ...企画してしまいました...!!

是非、楽しんでいってください!!

☆あてんしょん★

･この作品は歌い手さん達のお名前をお借りして作成しております。ご本人様達には何の関係もございません。

･私以外の作者様への誹謗中傷はおやめください。

･テーマはありません。いろいろなシチュエーションを楽しんでくださいね！！

10種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月15日

*ナノ*

「YOUーｯｯ!!」

『うあ!?』

勢いよく抱き着いてきたのは私の彼氏である、ナノ。

長いようで短かった夏休みも終わりを迎え、
まだ暑さの残る、9月という季節が始まった。

ナノは高校内でも1,2を争うほどの美形。

なのに私は平々凡々かつ「うあ!?」という、女子力のない声をあげる。

『ナノー…なんでそんなに可愛いんだよー…』

ナノの頬をつつくと、
これまた女子力が高く、頬を膨らましてきた。

「YOUも十分可愛いしー」

『お世辞はいりませんーっだ!』

「お世辞じゃないのに…」なんていうナノを見つつ、
私の視界には新たに‘猫’が映った。

猫好きの私には堪らないもので。

『やばいっ!毛並いい!』

そう言いながら猫の背を撫でる。
喉の方を撫でてあげれば、‘ｺﾞﾛｺﾞﾛ’という音が帰ってくる。

「ネコッ!ナノもネコ触る!!」

私以上に猫が好きなナノ。
勢いよくネコのお腹を撫ではじめる。

猫はお腹を触られるのが気持ちいいのか、地べたに寝転がる。

「あれ?この子、首輪ついてる」

言われてみれば、
ナノの言うとおり赤い首輪がついていた。

『迷子ちゃんかな?』

「まさか捨てられたり、してないよね?」

そんな不安をよそに、
猫は‘構って’と言うように足にすりすりしてくる。

そんな時、
向こうから「にーちゃん!!」と叫ぶ声が聞こえた。

だんだん近づいてくる声の主はまだ幼い女の子。
その後ろからママさんと思われる人が追いかけてくる。

「にーちゃん!よかった!」

『この猫の飼い主さん?』

「うん!」

女の子は猫を大事そうに抱え、
ママさんは私たちに頭を下げる。

別に何もしてないんだけどなぁ。

そう思っていると、女の子からの熱い視線を感じた。

『どうしたの?』

「お姉さんたち、‘りあじゅー’さん!?」

興奮気味に聞かれ、なんだか恥ずかしくなる。
こんな小さいのに‘リア充’って言葉知ってるんだね…。

私が答えを返せずにいると、
隣にいたナノが力強く私の肩を抱く。

『え?』

「そうだよ。ナノたち、リア充!」

そう言いながら私の頬に口づけを落とすナノ。

『ナノ!?』

「わ、いいなぁ!」

「君も大きくなったら大切な人、見つけるんだよ?」

そう言いながら女の子の頭を撫でるナノ。

お菓子が好きで、
猫が好きで、帰国子女のナノ。

そんな私の彼氏さんは、結構大胆です。

めるる