【ハイキュー!!】ノックするの、忘れてた…【日替わり】

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部室に居たのは…誰？ - 2024年5月8日

YOU「何処かのお祭り高校じゃないってのに…」

放課後練も間も無く開始と言う慌ただしい時間に、我が校の末っ子エースが騒ぎ出した。…と言うのも今日はハロウィン。どうやらマネージャーは全員強制的に仮装をさせられる羽目になる様で、かおりさんは長身の吸血鬼に扮している。雪絵さんは口を動かしてもバレない様にとパンプキンヘッドを被ってマントを羽織ってポテチを頬張っている。…部活始まりますけど。

『YOUの衣装、部室に用意してあるからな！』

YOU「木兎さんはあぁ言ってたけど…」

一体どんな衣装が待ち構えているのかと想像しながら部室のドアを開けた私の目の前に、誰かの綺麗な背中が拡がった。

赤「…YOU？」

YOU「あああ赤葦さんっ!?ごめ…」

『ごめんなさい』と言いながら後退ってドアを閉めようとした私の言葉と行動は一瞬にして遮られた。

赤「…trick or treat」

ドアを閉め、鍵を掛けた赤葦さんから突然呟かれたのはハロウィンのお約束。

YOU「あ、私ポケットに飴ちゃんが…」

赤「寧ろ要らない。…悪戯一択で」

ガサゴソとポケットを探る手を止められて引き寄せられた。布越しに半裸な赤葦さんの体温が伝わってきて気恥ずかしい。

YOU「悪戯って…部活始まりますよ？」

赤「今日はまともな部活にはならないよ」

去年を知ってる赤葦さんの言葉に何と無く全てを察した。…まぁ、主将がアレだし。←

YOU「で…何するんですか？」

赤「何って、ナニでしょ？」

若干発音を変えてきたので言いたい事は分かったけど…と考えている矢先、唇が塞がれた。

YOU「…んっ…!?」

それが次第に深くなって互いの身体に熱が込もり始めると、赤葦さんの手が服の中に潜り込んで私の素肌に触れる。

YOU「…っ、…ゃ…」

赤葦さんの腕の中で私の背中が仰け反ると、満足そうに口元を歪めて笑う彼の人。

赤「…反応良いね」

クスリと笑い、慣れた手付きで私の服を剥ぎ取っていく。

YOU「…っぁ…!!」

不意に赤葦さんの指が私の内腿をなぞる。ぞわぞわした感覚が背中を駆け上がって、堪らず赤葦さんの腕にしがみついた。

赤「甘いものはそれほど好きじゃないんだけど」

つうっと赤葦さんの舌が私の身体を這う。既に私の意識は朦朧としていて、それを受け入れる事しか出来ない。

赤「YOUの出す甘い蜜なら──」

指先に光るそれを絡めて舌舐めずりをした赤葦さんが不敵に笑って──私は彼に堕ちていく。


☆桜姫様リクです(°▽°)☆

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