【あんスタ】毎日少しのHappyを【日替わり】

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煽羅です｡知ってる人はお久しぶりです｡
びっくりする位にはお久しぶりです｡
最後に更新のっていつだっけなぁ……と思われる作品を放棄しまして(おい)
日替わりに初挑戦します｡
下手とか言われても､文才も語彙力も無いし､国語とか苦手だからしーらない｡(おい)

取りあえず､あんスタのキャラ皆出してあげたい｡
好きなキャラからやっていくので…はい｡
「〇〇はよ」とかあったらコメしてくれれば多分優先順位上がります｡多分｡(おい)
ユニットとか､部活とか､兄弟とか､複数人とか､リクエストがあって､やりやすそうだったらやってみます｡

今いるキャラ⇩
『1年』

『2年』
朔間凛月

『3年』
朔間零

※私が､文が長めが好み故､話を作るのが遅いです｡
今のところ､零と､凛月｡そして､デフォルトである占いが3つです｡
朔間兄弟見れたらラッキーという事で｡怒んないでね!(おい)

さぁ､夢ノ咲学院に､今日も今日とて足を踏み入れた貴方｡
変哲の無い1日､変哲の無い日常｡
そこに少しのHappyを加えてくれるのは…

5種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年4月30日

『やはり太陽は苦手じゃ…』

溜息と共に､ぽつり呟いた声が､廊下を歩いていた私の耳元へと届いた｡
この独特な喋り方と､厨ニ感溢れる(本人にとっては事実なんだけど)内容を呟くなんて､1人しか考えられない｡
窓の外を眺めている､その人物の隣へ歩み寄り､声をかける｡

｢こんにちは､零さん｡相変わらずですね｡｣
｢あぁ､誰かと思えば､譲ちゃんか｡いやはや､今日も､日が眩しくて敵わんの｡｣

そう言って､こちらを一瞥すれば､また窓の外を眺めながら､目を細める｡
…少しだけ､太陽の光が反射して､零さんが輝いて見える｡
少しの間見惚れていれば､こちらを見て､不思議そうに｢譲ちゃん?｣と尋ねてくる｡
はっ､としてから､すみません､と1つ謝り､答える

｢それにしても､随分と怠そうですね…って､そりゃあそうですよね｡…大丈夫ですか｡｣
｢見てわかるであろう…はぁ｡飲み物が欲しいのう｡｣
｢…まぁ｡野菜ジュースでもあれば良かったんですけど｡すみません｡｣

小さく首を下げて､そう受け答えする｡
…なぜ私は謝ってる｡野菜ジュースを常備する程変人ではない｡
そう考えを巡らせている時

｢仕方あるまい｡｣

そう隣から聞こえたと思えば､トンっ､という軽い音が耳のすぐそばで響く

｢余り血は好まないのだが…喉が乾いて仕方が無いのじゃ｡｣
｢え…｣

ぱっ､と前を見れば､整った顔立ちが｡
やっぱり格好良いな…そんな事を考えてしまう私は…
…と､考えさせてもくれないようで｡そんな見惚れてしまう顔がぐんと近づいてくる｡
吐息が感じられる近さまで来るもので､思わずぎゅう､と目を瞑れば

｢なんての｡｣

耳元で､吐息と共にそんな声が聞こえた｡
思わずどきりと胸が高鳴る｡
そんな反応を見て面白かったのか､クス､と笑ったと思えば､口の中に何かが入る｡

｢んむ………あ､美味しい…｣

さく､とした食感の後に､口の中に､ふわりと､甘みが広がる｡かなり美味しい｡

｢ははは､じゃろう?｣
｢はい…ありがとうございます｡因みにこれはどこで…?｣

また食べたかったが､それも虚しく｢秘密じゃ｣と言って教えては貰えなかった｡

その後､それじゃあ､と挨拶を交わして､それぞれの目的地へ戻った｡

口の中に残る甘みと､まだ静まらない胸の高鳴りと､ほんの少しのHappyと共に､1日を過ごした｡