【ヒプマイ】愛し、愛され、愛を伝える。

16種類の結果パターン

狂うほど愛しい。 - 2024年5月4日

【 観音坂 独歩 】

ｰ ｰ ｰ ｰ


『…、他に好きな人が出来たの。』

そう告げると彼はハッとした顔でこちらを見てくる
次第に肩を落として｢嘘だよな｣と呟く貴方に私は本当だよとまた意地悪で伝える



この間、私、聞いたよね？
『私が他に好きな人が出来たらどうする？』って
そのとき独歩なんて答えたっけ？

｢俺がダメだから、有り得るかもな…、それでYOUが幸せになれるなら俺は身を引く｣って

本当にそれでいいの？


＿＿＿確かめてあげる。




｢だ、誰なんだよ、その好きな人ってのは｣

『会社の取引相手の方
すごく紳士的で仕事もできて、なによりカッコイイんだ』

｢へぇ…そうなんだ。
じゃあ、YOUはその紳士で仕事が出来るイケメンの所に行くんだ…｣

『うん、そう。』


だんだん彼の声が弱々しくなる、まさか本当にこのまま手放されちゃう…？
独歩、私の事放しちゃってもいいの…？

始めたのが自分だから文句は言えないけれど、彼の自信のない姿に段々不安感が押し寄せてくる

『どっぽ…』

｢イヤだ！！！｣

彼の名前をそっと呟けば大きな声で彼は叫んだ

｢ダメだ！行かないで、俺はYOUが居なくなったら…
朝、お前の笑顔が見れなくなったら、なにを糧にして会社に行けばいいんだ？
昼、お前の作った弁当が無くなったら、散々怒鳴り散らす上司からのストレスに耐えられない。
会社から帰って、YOUのおかえりの声が聞けなくなったら、YOUの作った夜ご飯が食べれなかったら、隣で寝てくれるお前が居ないと俺はっ、ダメなんだ！

堪らなく、愛おしい君が離れていくなんて…イヤだ。｣

目に涙を浮かべ私を抱き締めてくれる、強く締められた私の体には彼の話さないという強い意志が伝わる


『ごめん独歩…

私も独歩が好き…離れないよ。』

｢…え、好きな人はっ…？｣

『そんなの居ないよ、独歩が一番。』


ふっと彼に微笑みかければ再び抱きしめられ
私と独歩の唇が重なった










ｰ ｰ ｰ ｰ







｢嘘でもそういう事、絶対言わないで、約束。

約束守れるなら、星も押して欲しい…な。｣





＿＿＿【確認。】

この作品には16種類の結果があります

お気に入り登録で明日違う結果をチェックできます

占いを作る｜感想を書く
他の作品を探す

ブログに結果貼り付け：